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第3ゲーム 1組目

「質問いいですか!クロノが生きるってのはなんですか!」


 マクルが手を上げてドクターに聞くと


「良い質問だ。クロノの背中のボタンにはワクチンが入っていてなボタンを押した瞬間にワクチンが体の中にいきわたりもとの人間の姿に戻る。だからこそ1人とクロノが生きる確率があるということ。ちなみに第3ゲームは殺しアリだからのう。簡単に殺されてくれるなよ。実験材料ども。では名前を呼ぶぞ。シド・リウ、マセ・ルナ、コウメ・タユタユ」


 シドと呼ばれた男1人と女1人はドクターの背後にある扉を開ける。


「この扉はランダムにクロノのいる部屋に繋がっている。3人通ると扉は消滅するからの」


 ドクターは3人に言うと3人は扉を通ると扉は消え、俺たちの頭上にでかいモニターが出現する。


「彼らの戦いはこのモニターで見られる。彼らの試合をみようか」


 さっき扉を通って別の部屋に移動した3人の前に全身が黒くむきむきのもはや人間の形をした別の生き物が立っていた。


「ウ、グォ」

「これがクロノか。1番最初に見たときよりいきが良さそうだ。さて」


 シドはクロノを見て感想を言うと他の2人のうちまずマセと呼ばれていた小柄の女性の顔面に蹴りをいれた。


「ぴぎ、ゃ」

「まーずひとーり。はっは!ゴミはさっさと死んでなぁ!」


 マセはシドの攻撃で顔が一周し首が捻れて即死だった。あいつあれが素の力か?やばすぎないか?ひと蹴りで顔が一周するとか威力半端なさすぎだろ。というか


「おいドクター!あれはありなのか?」


 俺はシドがしたことに対してドクター・イノウに聞くとドクター・イノウは難しい顔をしたかと思えば急に笑顔で


「私としてはよろしくはないがまぁよいかな。このホワイト・プリズンは実験場かつ最強の異能つかいを作る場所でもあるからね。素材が減るのはあまりよろしくないが弱いのがダメなんだよ。だからグッド。しかしいきなりクロノじゃないやつを殺すなんてシドは私に第2ゲームのあてつけでもしてるのかな?」


 ドクターは笑いながらいい、またモニターを見ると今度はシドにクロノが接近していたがその前に


「お、クロノきたじゃん。じゃもう1人もさっくっとやるかな」

「ふ、ふざけるなでおじゃる!こなたを誰と心得るでおじゃる!タユタユ家次期当主!コウメ、」

「あー。そういうめんどいのいいから。そんじゃ」


 シドはコウメの顔面にパンチをくらわせそのまま勢いよく地面に叩きつける。コウメの顔面は見事に陥没しており即死だった。


「まーたせたね。クーローノちゃん。遊んであげる」


 シドはコウメを殴って手についた血を舐めながら言った。

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