第2ゲーム生き残り 4
シドはドクター・イノウに言った後に離れた場所で座り、そのあともう2組エレベーターで上がってきて7組、49人にまでなるとドクター・イノウは
「そろそろ良い感じだな。あと3組待とうではないか。10組揃った時点で第2ゲームは終了とする。あ、これ聞こえてるのお前ら7組だけだからのう」
ドクター・イノウが俺たちに言ったあとまたもう1組上がってきて残り2組となる。俺たちのチームだったやつで後きてないのはメタリだけ。あいつのことだ。きっと上がってくる。俺は信じてる。あいつは第2ゲームでくたばるような男じゃねぇ。
「ツキシ。何を焦っているんだい?」
マドレーが俺に近づいてきていう。俺が焦っている?顔に出ていたか。いかんいかん。
メタリが来るのを待つが8組目がきて数分後9組目がきて残りは後1組となる。メタリ、こい!メタリ!
9組目がきた後10組目も数分後にきてその最後のチームにもメタリの姿はなかった。
「そんな、あいつが、あんな狂ってたやつが第2ゲームで脱落、だって?」
「あ?メタリってやつなら俺が2対2の時に蹴落としたぞ」
シドが俺に近づいてきていう。なん、だと。こいつがメタリ、を?
「あのメタリとかいうやつは口だけで全然強くなかった。少しは俺を楽しませてくれるかと思えば予想異常に弱くて最悪だった。だからやつはあえて選ばずに落としてやった」
「勝ったなら強いやつを選べばいいのにお前は馬鹿かよ」
俺はちょっと、本当にちょっとだぞ?いらつきながらシドに返すと
「あ?てめぇ俺を馬鹿にするのか?」
「バカにバカと言って何が悪い?」
「揉めるのはやめたまえ。やっと10チーム揃ったんだ。今から第3ゲームの説明を始める」
ドクター・イノウはこの部屋にいる70人に対しマイクを使って言った後にドクターの頭上ら辺にでかいモニターが現れる。
「第3ゲームはガチンコ!クロノバトルだ」
ガチンコ?クロノとサシでやるのか?
「実験のルールは簡単だ。今から私の言う奴らは私の背後にある扉から進みクロノと戦ってもらう。もちろんクロノを殺しても構わん。だがクロノの背中につけてあるボタンを押した時点で生き残りは確定だ。その場合は推したものとクロノが生き残る。ちなみにこちらからは3人組で私が勝手に3人組を決める。頼ることでなく己が力を示して生き残ることを祈る。弱い自分が生き残るには何が必要かを考えるといい。では名前を呼ぶぞ」
3人組でクロノを殺す、ボタンを押すのどれかをしたやつだけが生き残ることができるのか。だがクロノは生き残るというのは?




