第2ゲーム生き残り
俺たちはエレベーターからおり部屋に出るとそこには珍しくドクターイノウが待っていた。
「第2ゲームクリアおめでとう。君たちが初のチームだ。さて、後何チームこれるかな?」
ドクターイノウが言うと俺たちが乗ってきたエレベーターから見知った顔が降りてきた。
「ツキシだ!やっぱりクリアしてた!」
一度ジョーカー戦で敗れて別れたマクルがいた。マクル!また会えて嬉しいぜ!流石に負けることはないと思ってたけど。
「ツキシとは違うチームだけど生き残ってくれててよかったよ!」
「それはこっちのセリフだ。お前こそ生き残ってくれてて俺は嬉しいよ」
俺はマクルに言うとマクルは
「僕だけじゃなくてパミエもいるよ!こいつの異能の使い方マジで面白くて楽しみながら勝ち上がってきたよ。いやぁもう敵を天井に鎖で吊して顔面を蹴りまくるやつは見ものだったよ。敵がめちゃくちゃ喜んでてさ!」
おいおい。そんな奴がこのホワイトプリズンにいたのかよ。むしろ怖いよ。人の趣味はいろいろあるというが俺には全く理解のできない領域だな。
「それよりマクルのチームも7人ってことは」
「うん。ジョーカーチームをボッコボコにしてきたよ!なんだろ、ツキシ達と同じチームの時と当たった奴らより歯応えがなくてさ」
「マスターマクル。それはあなたの実力ですよ」
マクルのチームのやつかは知らないが髪型がやたらと長髪でレインボーな細身の男がマクルに言う。
「マスターとか言わないでよ。僕たち仲間じゃん。上下関係はなしでいこうよ」
「いえいえ。わたくしごときがマスターにため口などもったいない。タメ口を聞くくらいなら自分の舌を噛みちぎって自害します」
どんなやつだよ。さすがは死刑囚のあつまり。いかれてる奴らが多すぎる。
「あ、紹介するよツキシ。こいつは僕のチームのタイア・ダイア。異能は触れたもの小さくできるんだ」
触れたものを小さく?それは強いが1人ではあまり使えなくないか?この武器がないホワイトプリズンじゃ。他の奴らと組めば使えると思うが。
「こいつの異能、パミエと相性がよくて鎖を上手いこと使ってたよー。それに人体にも使えるからさ。何人かを小人にして踏まないゲームしてたりしてさ」
「あのような発想、マスターにしかできませんよ。殺しはダメと言われていたなかあんな独特な発想。このタイア。感服いたしました」
それは確かに感服するだろうしよく無事で上がってこれたなマクル。




