第1ゲーム開始
ドクターの言うとおり10分立つと何人かはいなくなっておりドクターは拍手をしながら
「おめでとう。君達には適性がある。これからはそれをいかして私の実験参加した前。では移動だ」
今度は部屋に何かガスがふんしゅつされる。これは催眠ガス?く、そ、また眠く。
「ようこそ。私の実験のための施設、ホワイト・プリズンへ」
ドクターのその言葉を最後に俺はまたそのまま催眠ガスにより意識を失った。
俺は意識を失った後夢を見ていた。ここに来る前のこと、なぜ死刑囚にさせられたのかを。
俺は仕事は平凡な会社員。まだ一年目でいつも通りに定時に帰ろうとしていた。いつもの帰り道に飽きてきていた俺は好奇心のままにたまたま細い路地裏を歩きながらルンルン気分で歩いていたら背後から急に誰かに殴られ次に目を覚ました瞬間、俺は血だらけで倒れている女性のそばにいて俺は自分の手元、というか地面に転がるものを見て驚く。そこにはナイフが転がっており俺は思わず手にしてしまった。それがいけなかったのだろう。ナイフを握った瞬間タイミング良く警官が現れ、そこで異常な暴力をうけ気絶させられたあと俺は気付けば裁判所の被告席にたたされトントン拍子に裁判は進み死刑囚になった。いつも通り帰っていればこんなことにはならずにすんだのかな?
「おーい起きてー」
また、誰かが俺を呼んでいる。聞いたことあるような声だな。しかも聞いたのは最近?な気がする。
「おーきーてー。僕だよー。マクルだよー」
マクルが俺に名乗った後に顔面に何か強い痛みがはしる。
「ふがっ!」
「あ、やっと起きた。ごめん。いつまでも起きないから軽く踏んじゃった!」
起きないから顔面踏むってなんだよ。やばすぎだろ。
俺は起きた瞬間にまた辺りを見渡すとそこは先程よりは狭いが壁一面が白くある程度広い部屋だった。人数は俺を含めて16人くらいいる。
広い部屋にはモニターがありそこにまたドクターの姿がうつる。
「おはよう諸君。流石にもう目覚めただろう?起きてないなら試験管の人が起こしてくれるはずだ。私は多忙のみだから録画でこの映像は流れている。君達には私の実験、まずは第一ゲームと言っておこうか。それを発表する。第一ゲームは」
ドクターは一度「ごほん」と咳き込んだ後に
「第一ゲームは5人になるまでザ・タイマンだ」
タイマン?タイマンってあの1対1で戦うやつか?
「今からそこにいる試験管がコールした人達どうしで1対1で戦ってもらう。5人になれば終了。つまり5人以外は死ぬわけだ。ルールは以上。では後は試験管の指示に従ってくれ。多忙な私のもとにまた君達が来れることを期待している。それじゃ」
第一ゲームの説明?をするとモニターの映像は消えた。