VSアブソリュートチーム 2
「いやー。でもよ。お前とチーム別れたのは嬉しかったぜ。ツキシ」
「なんでだよ。お前2対2で負けたらクロノに姿を変えられんだぞ。崖っぷちの状態になってなんで嬉しいんだ?」
俺がマドレーに言うとマドレーは笑い
「崖っぷちってなんだ?僕がいるんだから負けることはないよ。でもマクルと組むのももういやかなー。どうせなら敵同士でやりあいたいからな」
マドレーは俺に言った後に自分の右手に触れ自分の右手をとって俺に投げてくる。
「おらぁ!」
「そんなもん避けれるわ!アーデラ!あいつの体を重く」
俺がアーデラに言う前にマドレーはアーデラの近くにいて腹に触れて
「バラッバラ!」
バラバラと言うとアーデラの体は一瞬で部位ごとにバラバラになる。
「あ、ああ。ぼ、僕の身体!」
アーデラはバラバラにされたがどうやら生きてはいるらしい。よかった。
「あはは!これで体を重くするやつはいなくなった。あと一応2人の仇でー」
マドレーはアーデラの男の急所に近づくと蹴りあげる。
「!!」
アーデラは一瞬で泡を吹いて気絶する。
「お前も酷いことするなぁ」
「あはは!だって楽しいじゃん!みてみ!泡吹いて倒れたで!あははは!」
マドレーはアーデラが気絶したのをみておおいに笑う。こいつは本当にヤベェやつだな。こいつが前まで一緒だったと思うと狂気的だ。だが勝つためにはこいつのような奴もいるんだろうな。しかしそんな最初から触れただけで体をバラバラにできるなら何でジョーカー戦で使わなかったんだ?
「ツキシ。何で僕がこの異能をあの時使わなかったとか思ってない?」
「思ってるな。その異能なら2、3人くらいは身動きとれないようにできたろうに」
俺がマドレーに言うとマドレーは急にしおらしい表情で
「確かにそうだねー。でもここまで使えるようになったのは2対2の崖っぷち?とかいうのまでおいこまれたからだろうね。僕自身は何とも思ってないんだけど生存本能的なものが働いたんじゃないかな?2対2で負けると思ったとき僕の異能が覚醒したのかな?そのおかげで2対2のやつらをバラバラにして場外にしたんだ。それからはここに来るまでと一緒さ。だからー。僕に触れてバラバラになーれー」
マドレーが俺に触れようとするとガーストは異能で自分が殺した人達を召喚し、マドレーへと向かわせた。
「お、お願いします!」




