VSコラチーム
「ふ、ふふ、ふふふ!まさか若がえりができてここまでの戦闘ができようとは。最高!実に最高だぞ!貴様!名はなんという?」
「俺はツキシだ」
俺は自分の名を名乗るとコラは
「ツキシか。覚えたぞ。そして」
コラは俺に殴りかかり俺はコラの拳を受けとめる。コラの拳を両手で受けとめたのに威力はかなり重かった。
「ぐっ!」
「どうした?強化とやらで強くなってんだろ?もっと私を楽しませろ。でないと」
コラはもう一度俺に向けて拳を放つと地面に当たり、地面にコラの拳がかなりくいこむ。
な、なんだ!あいつ素手でもこんな強いのか?
「アーデラ!もっと私の拳を重くしろ!」
コラは歳をとって地面に座るチームの片方の男に言う。アーデラと呼ばれた男は
「ふ、ふぁい。わ、わかりまし、た」
コラはまた俺に殴りかかり俺はうけとめるがコラの拳の重さに思わず俺は膝をついてしまう。
「お、重い」
「そうだろうな。アーデラ。背後にいる男の片方の異能は他人の攻撃に重さを与える異能。完全なサポート型だかこういうチーム戦だと役に立つ。そのまま地面に倒れてもらうぞ」
「うっっぐ!」
やばい!このままじゃ地面に倒れちまう。だが
「た、助けて!」
ガーストは異能で自らの死兵を呼び出しアーデラを狙う。
「ふ、ふぉ!死、死体がうご」
アーデラはガーストの異能の死体を見たことで気絶する。まさかの反応も老人よな。
アーデラが気絶したことによりアーデラの異能は消えコラのパンチは軽いとは言わないが重くもなくなる。この程度なら!
「おりゃ!」
「うぐっ!」
ガーストは先にコラ以外の2人を追い出したことで俺もコラに集中することができ、ゲンシの異能で強化されている俺はコラを殴りまくって場外に追い出す。
3対3の勝者は俺たちのチームになりコラチームは敗北となる。
「ふ、ふぉふぉ。負けた、負けたじゃ」
コラは場外に出た後もとの老人の姿に戻る。
「それで誰をとるんじゃ?」
誰をとる、か。今のコラは落ちついているようだが若い時の姿で戦っていた時は殺意はなるべくないように戦っていたが狂気的なたいせいで俺に殴りかかっていたから強くてもあまり組みたくはないな。だから俺は
「お前をもらう。アーデラ」
俺はアーデラを選択すると選ばれた本人が驚いていた。
「え、わ、私ですか?」
「そうだ。お前だ。お前の異能はなかなか使えそうだからお前にする」
「え?コ、コラさんじゃないんですか?」




