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3対3

 次の部屋に着くとそこには既に次の相手の3人が待っていた。


「遅い奴らじゃのう。年寄りを待たせるとか全く酷い奴らじゃのう」


 よぼよぼの老人が杖を立てながら言う。まさかこんなよぼよぼのじいさんまで犯罪者とはな。


「おい。お前さん。飯はまだかの?」


 老人はチームの男に聞くと男は


「コラさん。まだ飯の時間じゃありませんよ。あと話しかけるなくそじじい」


 あのチーム仲わる。ご老人にまであんな口を聞くなんて。


「ふぉふぉ。そうじゃった。今から寝る時間じゃったの」

「違いますよ。いまから戦いですよ。コラさんボケ過ぎです」


 俺たちを出迎えた時はしっかりしていた気がするのにどうなっているんだ?

 俺たちはとりあえず円の中に入り3対3を開始するとコラさんと呼ばれていた老人がチームの男2人の肩に手を当て、数秒後に肩に手を当てられた男達は老い、コラと呼ばれていた老人は20代?くらいにまで若がえる。な、なんなんだ!あの異能は!


「奴は人斬りコラじゃないか」


 ゲンシがコラの姿を見ていう。


「ゲンシ。知っているのか?」

「ああ。俺様が暴れていた裏社会じゃ有名だ。だが人斬りコラは死刑判決をうけて俺が牢に入れられる10年前くらいには執行されたはずじゃ」

「なんだ。私を知っている奴がいるのか。確かに私は死刑執行された。60の時くらいにな。だが私は生きていた。私自身その時の状況は覚えてはいないがな!」


 コラは松葉杖にしていた杖で俺たちに斬りかかる。


「2人とも。王であるこの俺が強化してやるからコラを早く倒せ。でないとあいつはやばいぞ。人斬りコラは踏み込みの速度が今の攻撃見たく早いからな。正直当たるときつい」

「私も本来なら君達を斬って生き血を吸いたいがまぁ仕方ない。死んではもともこもないしね。それにこの異能を与えてくれたドクターにはかんしゃしたいくらいさ」


 コラは松葉杖で俺たちに怒涛の斬りこみをみせるが俺は松葉杖を右手で触れて破壊する。


「何!?」

「俺の異能はこういうものだ。人に対し使うには抵抗はあるがものに対してはそれはないな。ましてやそれが人を傷つけるもんならな!」


 俺はコラが距離を置いた後にコラの腹部に思いっきり蹴りをくらわせてやる。


「がっ!」

「人斬り。あんたもゲンシの異能。強化の攻撃で蹴った俺の攻撃には耐えられま・・・」


 コラは場外にはでず円の前で踏ん張っていた。

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