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6対6 終

「それで誰をとるんだ?」


 アブソリュートは俺に聞く。他の奴らには聞かないのか?


「なぁ。なんで俺だけに聞くんだ?」

「そんなこと決まっているだろ。このチームで1番まともなのはお前だからだ」


 ・・・失礼だが確かに俺以外は狂ったような奴らばかりだな。後メタリとパミエはあまり役に立ってないしゲンシはまぁ弱い者いじめのようなことをしていたな。


「待て。この王にこそ決める権利がある」


 ゲンシはアブソリュートに異議を唱えるとアブソリュートはゲンシに対し


「わがままを言うな。王であるなら下僕に選ばせてやるのも王の器としていいんじゃないのか?」

「ふむ。確かにそれには一理あるな。よし下僕ども!とりたい人を決めていいぞ!俺が許可する!」


 ゲンシが俺たちに言うと俺は即座に


「あいつをとる。文句はないだろ」


 俺はテヅカを指すとアブソリュートチームのみんなは「異議なーし!」とのりのりで言う。


「それじゃテヅカをもらう」

「わかったよ。ま、しゃあないか。それじゃアブソリュート頑張ってー。あ、そうだ。アブソリュート」


 マーベンはアブソリュートに対し笑いながら


「次の7対7からジョーカーがあるらしいから。当たったらどんまい」


 マーベンチームが落ちた後アブソリュートがため息をつきながら


「ジョーカー、か。あいつら、だろうか。だがあいつらに当たる確率は」

「アブソリュート。ジョーカーってのは?」


 俺はアブソリュートがジョーカーとぼやいたのを聞いて聞くとアブソリュートは


「お前らは知らなくていいこと、と言っておきたいがもしも当たった場合には教えてやる。チームがジョーカーという意味でもあるしルールもある意味ジョーカー枠だからな」


 アブソリュートが俺たちに言った後少し休憩をはさみ、ある程度休んだら俺たちは次の階に向かう。


「テヅカはお前たちのチームに選ばれて嬉しいか?」


 次の階に上がる道中にテヅカにきくとテヅカは


「そうだな。苦労はしそうだがまぁあのわがまま王子は強いしそれに君の隣にいるその子と君も強そうだからな。後マドレーはイラつくからあまり好きではないというか苦手だ。後の2人はまだよくわからんな」


 確かにパミエとメタリはまだ第2ゲームに入ってからたいした活躍はしていないから仕方ないか。俺たちは次の階、7対7の部屋にたどり着くとそこには俺たちと同じような囚人服を着た奴らではなくむしろアブソリュート達のような服を着た奴らが立っていた。


「嘘だろ。まさかジョーカーかよ」


 アブソリュートは「まじかよ」とすごい驚いていた。

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