6対6 始
俺たちはクーチームとの戦いに勝利した後意識を失ったのと寝た1人が目覚めるのを待ち休む。
休んでいる間にアブソリュートが
「休むことは大事だとは思うが早く上がったことがいいにも越したことはない。この第2ゲームは10人チームが何組できるまでとは決まってないからな。あまり遅すぎるとしめきられて私達は殺されてしまうかもな」
え、今そんなこと言うなよ。休めなくなるだろそんなこと言ったら。
「ふん。貧弱な下僕どもだ。だが下僕どもの面倒をちゃんと見るのは王の務めか」
ゲンシは全員の状態強化を行うとマドレー、パミエ、マクルの3人は起き上がりやたらと元気な表情になる。
ゲンシの異能はこんなことにもつかえるのか
「疲れはとれるが体力は回復したわけではない。そこを勘違いするなよ下僕ども。そら。はやく次の階に向かうぞ」
ゲンシは俺たちより先に上がるとマドレー、パミエ、メタリが続いた後俺も行こうとするとマクルが近づいてきて
「ねぇツキシはつぎの相手強い方がいい?弱い方がいい?僕はもちろん強い方!」
マクルは楽しそうに聞くがそもそも俺はあまり戦いたくない。だが強いて言うなら
「弱いやつかな。俺ははやく勝ち上がってこの場所からでたいから」
「もうツキシ!そんなつまらないこと言わないでよ!強いやつの方が絶対いいに決まってるよ!早く行こ!」
マクルが俺に言うとちょうどつぎの部屋の光が見え光のある方角までいくと既にゲンシ、メタリ、マドレー、パミエは座って待っており俺とマクルが部屋に入った後にアブソリュートも続けて出てきた。
俺たちの対戦相手の6人を見ると2人くらい異様に強そうな雰囲気をまとうやつがいた。
「遅いじゃないか。来るのが遅すぎて眠くなってきていたところだ」
強そうな雰囲気を放つ人の1人、見た目は肌は色黒で顔は細め、片目には黒い眼帯をしており体は上半身の右腕らへんが義手?のようなものでそれ以外の特徴はあまりなかった。
「すまないな。王は下僕達を休ませるべきだと判断してな」
ゲンシは眼帯男に言うと眼帯男は
「ゲンシじゃないか。まだ自分を王とか言っているのか?」
この眼帯男はゲンシの知り合いなのか?
「ゲンシ。こいつは知り合いか?」
「なれなれしいぞ下僕。後やつは知らん。いちいち下僕の顔など覚えてはいない。俺からすれば下僕の顔など真っ白い物みたいなもんだ」




