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VSクーチーム 終

 マクルは笑いながらゲンシに言うとゲンシはすぐにまわりをみわたし俺の存在を確認する。俺はマクルとゲンシが殴りあっている間きづかれないようゆっくり近づいていたが最後の最後で気づかれた。だが距離は近い!俺の異能で平和的に勝つ!


「下僕風情が!簡単に王に触れようなどと!」

「ああ。俺はまだお前には勝つことはできない。だから大人しくしてもらう!」


 俺は敵に戦意を無くさせる手でゲンシに触れ、ゲンシの戦意をなくす。


「場外に出てくれ」

「・・・仕方あるまい。下僕の願いをききとどけるのも王の務め」


 下僕にはそんなことはしなくてもいいとは思うがまぁそんなことは気にしないでおこうか。ゲンシは自ら円の外からでて俺たちの勝利が決まる。

 ゲンシが円の外に出た後俺はマクルに近づくとマクルは地面に寝転がり


「あー!もうだめだ!疲れすぎたー!休ませてー!」

「ああ。マクル。よく頑張ってくれた。ゆっくり休むといい」


 俺はマクルに伝えた後アブソリュートに近づきアブソリュートは


「さぁ。私達の勝利だ。敵からもらう人を1人決めろ」


 アブソリュートが俺に言うと敵チームの管理者、クーが


「せ、先輩!ゲンシだけは!ゲンシだけはとらないでくれ!とられたらほとんどの確率でまけになってしまう!だからお願いです先輩!どうかゲンシだけは」

「クー。誰を選ぶかは私は決めん。選ぶのはチームの奴らだ。私は戦っていないから決める権利はない。ゲンシが選ばれても諦めろとしか私からは言えん」


 アブソリュートはクーに言うとクーは俺に抱きつき


「お願いだぁ!ゲンシはとらないで!扱いは難しいけど異能もそうだけどフィジカルもかなり高いんだよ!ゲンシは!だからお願いだよ!」


 そんなこと言われてもな。今回の戦いゲンシ以外には目立つ奴はいなかったからな。確かにこいつの扱いは難しいだろうけどこの先勝つにはこいつの力は必要だ。


「残念ながらゲンシをもらうよ。ごめんな」

「そ、そんなぁ!」


 俺がゲンシを選ぶと言うと負けたクーチームの下に穴が開き、クーチームはゲンシを残して穴に落ちていく。

 俺はクーチームの奴らが落ちた穴をのぞいているとアブソリュートが


「負けたチームは今のように勝利チームに選ばれた1人以外は下に穴が出現し下のフロアへと送られる。勝利チームは奥の階段からつぎのフロアに向かう感じだ。これが10人になるまで続く。わかったかアブソリュートチームの奴らよ」


 アブソリュートチームで起きている俺とメタリ、ゲンシだけはアブソリュートの言葉に頷いていた。

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