表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/53

謎の部屋

「おーい」


 ん、んー。誰かが俺を呼んでる?


「おーい。起きなよー。おーい」


 俺は誰かに体を揺さぶられた後目を覚ます。


「こ、こは?」

「あ、起きた。おはよう。君で起きたのは最後だよ?」


 俺の体を揺さぶったのは俺と同い年くらいの男。俺はちなみに20歳だ。髪型は金髪で口にピアスをつけている。身長は160いくかいかないくらいの男だ。


「おはよう。ねぼすけ君。君の名前は?」

「俺はツキシ。ツキシ・キルメ」

「ツキシ君かー。よろしくね!僕の名前はマクル!よろしく!」


 めっちゃ元気に挨拶するマクル。俺はとりあえず辺りを見渡すとそこには俺とマクル以外にも何人?数えきれないほど多くの人が俺達が今いる謎の場所にいた。ただだだっ広い部屋で中央にはでかいモニターが1つあるだけ。俺が目を覚まして数分後にでかいモニターに人の顔が映る。


「あー。あー。マイクテスマイクテス。おはよう諸君。よく眠れたかな?」


 モニターに映る男が言うと男は部屋にいる人達を見渡し全員起きているのを確認すると


「どうやら全員起きたようだな。私の名前はドクター・イノウ。ドクターでもイノウでもどう呼んでくれても構わない。君たちを集めたのには理由がある。私の実験に手伝って貰うためだ」


 ドクター・イノウと名乗る男が言うとだだっ広い部屋にいた中でやたらと身長のでかく野蛮そうなハゲ男が


「ふざけんなクソジジイ!俺様をここから出せ!牢屋からこんな意味のわからない場所に連れ出しゃがって!」


 牢屋?今あいつは牢屋と言ったか?なんで罪人がこんなところに?


「ふむふむ。君達罪人は私が買ったのだから私には君達をどう扱うかの権利がある。それに牢屋に戻ったところで君はどうするつもりだい?」


 ドクターは野蛮な男にいいかえすように言う。こっちの言葉はドクターにも聞こえているのか。


「決まってんだろ!俺様を牢屋にぶち込んだことを警察の奴らに後悔させるために暴れんだよ!」


 野蛮な男が笑いながら言うとマクルが


「しょーもない人だなぁ。もっと楽しく生きればいいのに」


 マクルは野蛮そうな男に聞こえないくらいの声で言うとモニターに映るドクターは


「貴重な実験材料を失うのは悲しいがまぁやはり見せしめは必要なようだ。君たち。首につけてあるものを触ってみたまえ」


 首?首に何かつけてあるのか?俺は首を触っていると首には首が閉まらない程度に輪っかのようなものがつけられていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ