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VSクーチーム 3

「ご愁傷様。私の鎖につかまれた時点であなたは敗北。綺麗に壊してあげるわ!」


 パミエはゲンシに言うとゲンシは腕についた鎖を見ながら


「貴様は良い下僕だ。このマッサージ。気持ち良いぞ。王の筋力をどこまで締めつけられるかためそうという下僕なりの配慮なのだな」

「は、はぁ?誰がおもちゃにそんなことするのよ!私は鎖であなたを破壊して綺麗にするだけよ!」


 あのパミエが慌てている?さっきから多分締めつけているであろうパミエの鎖が全くしまらない?

 パミエが数分くらいゲンシの腕に巻きつけた鎖で腕を潰そうとしていたがゲンシは


「下僕よ。そろそろ腕のマッサージはあきたから別の場所をマッサージしてくれぬか?」

「誰もあんたみたいな勘違い王の腕をマッサージするわけないでしょ逆に潰れなさいよ!鎖で巻きつけてあるその腕!」


 パミエは一向に進まないしめつけに泣きながら言うとゲンシはため息をついて


「マッサージではないのか。勘違いな王という失礼なことをいう下僕には罰が必要であるな」


 ゲンシはもう片方の腕でパミエの鎖を掴むとパミエごと鎖を引っ張り場外に出した後、部屋の壁にたたきつける。


「がはっ!」

「俺様は男女の差別はせぬ。平等に扱い、罰も平等な罰を与える。わかったか?下僕ども」


 ゲンシは残りの俺とマクルに言う。俺はこんなやつに勝てるのか?と思っていたが俺の近くにいたマクルは


「なぁツキシ。あいつ強いな」

「ああ。強い。どう倒せばいいかわからないくらいにな」

「そうだね。でも強い敵だからこそワクワクするし気持ちが昂って楽しいよね!あの王をどう倒すか!それを想像するだけで僕は気持ちの昂りがとまらないよ!」


 マクルはゲンシに突っ込むとゲンシは


「まだ俺様に刃向かうか下僕ども。いい加減諦めろ」


 ゲンシはマクルに殴りかかり、ゲンシのパンチはマクルの頬をかすめるがマクルの蹴りもゲンシの顔にヒットする。

 マクルの攻撃を受けたことによりゲンシは怒り


「貴様、下僕の分際で王である俺様の顔を蹴るなど!」

「にゃははは!楽しいね!王様!もっと遊ぼうよ!」


 ゲンシとマクルのなぐりあいは数分続き、俺は2人のなぐりあいを見ていたが先にマクルが膝をつく。


「に、にゃははは。さ、流石王様。すごい、や」

「貴様こそ。下僕にしてはよくやったほうだ。褒めてやる、だが終わりだ」

「に、にゃははは。残念ながら、僕の勝ちだよ。本当は1人で勝ちたかったけどね」

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