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ドクターと異能

「クロノに変化した子どもはあたりにいた人間を皆殺しにした。そして私に襲いかかる前に体がもたなかったのか私の前で粉になって死んだ。私はだから運良く生き残ったと言えばいいかな。そして私はその石に興味を持ちその石に触れた。結果私はクロノにはならなかった。その時よくわからなかったが私はとりあえず石を少し砕いて集めた破片でその石の研究をした。すると恐るべきことがわかった」


 ドクターがわーっと言っている間に他の4人は寝ていた。話聞くのに飽きたんだろうか。こいつらは。


「ふ。この状況で寝られるとは。流石死刑囚どもだ。その神経まさにあっぱれだ」


 ドクターが笑いながらいうと俺は


「ドクター。俺だけでも話を聞きたいから教えてくれないか?」

「ふむ。わかった。では続けようか。私は石の研究を続けた。それこそ何度も何度も成分を見たりなどしてな。結局石についてはわからなかったががこの石は適正者が触れると特殊な能力、異能が使えるようになる。それだけはわかった。そしてこの石は地球外から来たことも」


 人間の可能性を引き出す石ねぇ。そんなものがあったとは。


「これが今貴様らが使えている異能についての説明。そして私が世界から狙われている理由はこの異能を使えるようになる薬を開発してしまったからだ。おかげで私はもはや表舞台に出ることはできない。そしていつ誰に狙われるかもな。だからこの実験で生き残った1人には最低限の自由は与えるが私の護衛となってもらう。ようは私の護衛のになるための試練と思えばいい。私はそれを併用して異能についての研究をすすめるからな。これほどのサンプルまつり。最高の極みよ」


 試練、ねぇ。実験じゃねぇのかよ。人の醜い醜態を見るために始めたもんだと思ったがまさか自由になってもやつの護衛にならないとダメとは。めんどくさいもんだ。生き残るためとはいえな。


「では君達。第2ゲームから殺しはなしだ。第2ゲームの内容はアブソリュートから聞くと良い。では君達私のために頑張ってくれたまえ」


 ドクターは俺たちに言うだけ言うとモニターが消える。


「ドクターの異能説明は終わったわけだがとりあえず寝ている4人起こすか」


 アブソリュートは俺に言った後に4人の頭に軽くてチョップをかましていた。


「ん、ふぁー。ねぇくだらない話終わった?」


 マクルはあくびをしながら俺に聞いた。


「ああ。異能についての説明は終わったよ」

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