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第1ゲーム 9

「あはははは!あはははは!殺人空手とかほざいて簡単に死んでる!あははは!マジ大爆笑!」


 ふざけた男は笑いながら言うとアブソリュートは


「貴様の名は確かマドレー・マラだったな」

「そうですよ。僕はマドレー・マラですよ。ねぇどう?真面目に自己紹介してみたけどどう?ウケる?ウケるよね?あはははは!」


 マドレーと名乗った男はふざけながらも大爆笑していた。


「後1人で終わりか。それじゃ最後はそこの女2人でやってもらおうか」


 アブソリュートは残った女2人に対し言うとフィールドに立っていたマドレーが


「えー。僕もう終わりなの?まだひろうしてない芸がたくさんあるのにぃ?」

「その芸とやらは次に戦う時にひろうすれば。とりあえず早くあがれそこの女2人。マドレー・マラ、メタリ・メタリカル、マクル、ツキシ・キルメ。お前ら4人は生き残り確定だ。後はあの2人先程の2戦で簡単に対戦相手を殺した女達な」


 アブソリュートが言うと片方の女片目に眼帯をした色黒の肌をした女が


「悪く思うな。私が生き残るためにあなたには死んでもらう」


 眼帯をした色黒女が対戦相手の色黒女とは真反対で肌の色は白くやたらと細身の女性で髪の毛はロングヘアーの女が


「ふふ。それはこちらのセリフですわ。ワタクシが可愛く殺してさしあげますね」


 白い肌の女は不敵な笑みをうかべながら言うと色黒女は異能を使い腕を剣のような形に変える。


「私の異能はどの部位でも剣に変えられる異能。さっきの相手みたいに綺麗にバラしてあげるよ」

「あらあら私をきれいにバラすだなんて。それにあなた風情がきれいを語らないで。きれいとは私のためにある言葉」


 白い肌の女が色黒女の前に手を出すと色黒女の片腕は鎖のようなものでしばられる。


「やっぱりさっきの対戦の時にみていたがあんたの異能は鎖か」

「ええそうよ。美しいでしょ?きれいでしょ。私のためにある異能みたいなものよ鎖は」

「そうかそうか。でも一本しか出せないなら」


 色黒女が言っている間に白い肌の女は鎖の締める力を強めたのか色黒女の片腕が締められすぎてバキっという骨が砕けたような音がする。


「っ!」

「あらぁ。これに耐えられるんですね。流石ですわ」

「はっ!舐めんな。こちとら死刑囚になるまでどんな痛みにも耐えてきたんだ。この程度の痛み警察に捕まるまでは何度もあじわっているからまだまだ耐えられる範囲内さ!」


 色黒女は顔に冷や汗をかきながら強気で白い肌の女に言った。

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