プロローグ
ここはどこだ?俺は一体なぜここに?
俺の名前はツキシ・キルメ。どこにでもいるなんの取り柄もない普通の男だ。見た目も普通、運動神経も普通、全てにおいて普通。このままあきもせず普通の人生が続くんだなーと思っていたある日、俺は、、、俺は
「ツキシ・キルメ。貴様を死刑に処する」
俺はどこにいるかと確認すればなぜか裁判席の被告人の立つ場所に立たされていた。そしてなぜか死刑と宣告されている。おかしい。こんなことおかしい!なんで俺が急に死刑判決だなんて。
「待ってください!俺はなんで今この被告人席に立たされているかもわかりません!理由の説明を!」
俺は裁判長らしき髭のダンディな人に言うと髭のダンディな人裁判長は
「ふむ。被告人は自分の罪が認められないか。だけどもう死刑は決まったことだ。この死刑判決が覆されることはない」
髭のダンディな裁判長は裁判長席から立つと裁判場から出ていき俺は必死で
「待ってください!俺は何も!」
俺は裁判長に必死に言うと俺の腹部に何か電気のようなものが当たる。
「あばばばばば!」
な、んで。俺が、こ、んな目に。俺の人生は、普通だった。何も悪いことは、死刑判決されるようなこと、は。
俺はそこで意識を失った。




