ランニング
いつもと変わらない朝。鳥居優人はいつもと同じルートをいつもと同じ時間に走り過ぎる。今日は珍しくいなかった。優人は残念そうに走り過ぎようとしたとき、
「わっ!」
とあの少女が飛び出してきた。
優人「え!?君...」
優人は驚いた。だって優人は今までこの少女をはしりぎわに見ていただけで声をかけるなんてことできなかったからだ。優人はずっと思っていた。この娘と話したいと。ただ、優人が話しかける前に女性が
「広司〜、行くよー!」
というと少女は微笑んで女性の方へ走り去った。少女のような少年が。