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村人から英雄へ~迷宮冒険譚~   作者: 武蔵龍
2章 迷宮都市フェーレース編
9/13

ダンジョン2

読んで下さってる皆様ありがとうございますm(_ _)m

感謝感激でございます(≧◇≦)これからもよろしくお願いします。

 次の日の朝、俺は、宿屋の主人のエリクさんに3日追加をお願いして、2人分を払った。俺達は、食事をしてギルドに向かった。


 昨日の夜俺達は、今日について話し合っていた事が有る。それは、昨日のダンジョンで俺達は、「強いのでは?」と確信したのである。そして、今日でお試し・ダンジョンを突破してしまおうと言うもの。なのでしっかりと準備してダンジョンで泊まる事を、前提としている。


 ギルドに着いた俺達は、掲示板に貼ってある依頼書を3枚取って、受付嬢の所に持って行った。

 それで、依頼書はこんな感じ。


       依頼書

 

  討伐   ゴブリン5体

  場所   お試し・ダンジョン3階

  報酬   銀貨5枚 5体目以降は1体につき、銀貨1枚

  期間   無制限

 ランク   F



       依頼書


  討伐   コボルト5体

  場所   お試し・ダンジョン4階

  報酬   銀貨5枚 5体目以降は1体につき、銀貨1枚

  期間   無制限

 ランク   F



       依頼書


  討伐   ゴブリンキング1体

  場所   お試し・ダンジョン最下層

  報酬   大銀貨2枚

  期間   無制限

 ランク   F


 この3枚だ。最後のゴブリンキングは初めてだけど、ボスは1体だけだし、何とかして見せる。


「この3枚をお願いします。」

「はい。ギルドカードをお願いします。」

「はい。どうぞ」

「確かに受け取りました。少々お待ちください。」


 俺達は、カードを渡して暫く待った。


「お待たせしました。受理されましたのでお返しします。それでは、気を付けて、いってらっしゃいませ。」

「はい。」


 俺達は、ギルドで受付を終えると、必要な物を買ってダンジョンに向かった。


 ダンジョンに着いた俺達は、昨日と同じ道順で進み1、2階をスライムとウェアラットを倒しながら進んで行った。3階に降りる階段が有ったので、その手前で休憩をして、3階に降りることにした。


 3階に降りた俺達は、遠くから『ギャギャ』と聞こえて来たので確認したら、ゴブリンが3体居た。俺達は、ゴブリン如き後れを取ることは無いので、余裕で倒したら煙と共に小さい角と折れた剣が出て来たので、回収した。


 その後は、ゴブリンが出てきては倒しつくして、4階に降りる階段を見つけて、ギルドカードを確認した。そしたら50体も討伐していて驚いた。ドロップしたアイテムは、小さい角は30本で折れた剣はレアなのか10本だった。 


 4階に降りた俺達は、驚いた。それは、辺りが森と化していたのだ。3階は平原だったので魔物を簡単に見つけられた。だが、4階は木が邪魔と薄っすらと暗いのだ。一応光は当たる。奥は見えずらいし厄介だ。厄介だけど俺には関係無い。それは、【気配探知】が有るからだ。初めて覚えてからかなりの場数を踏んだ俺、かなりの距離を感知出来ている。


 気配探知をしながら進むと魔物の反応が出た。


「カーティア、東の方向に魔物の数3体。そっちに進むよ」

「了解。」


 暫く歩くと魔物を発見した。犬顔で二本足で片手に棍棒を持った魔物が。鑑定をしてらこうでた。


     コボルト


    アイテム ???


 こう出た。う~ん……いつも思うけど簡単だ。鑑定スキル有って良かったと思う。さて、早速コボルトをやっつけちゃいますかね。


「カーティア、行くよ。俺が敵を引き付けるから、魔法で迎撃してくれ」

「うん。任せて♪」


 俺は、腰に刺してある剣を抜いて、コボルトに走り出して【ダブルスラッシュ】をお見舞いした。その後横に移った途端に、二本の【ウォーターランス】がコボルトに直撃した。【ウォーターランス】水魔法の中級だったはず。カーティア、何時の間にか覚えてたんだな。


「うおー。カーティア何時の間に中級を覚えたんだ?」

「えへへっ。ルカだけではないんですよ。私もちょっとずつ修行してたんだから」

「そうだったのか。それにしても、凄いな。一撃必殺だな」

「うんうん。コボルトが弱いんだよ」

「そ、そっか。アハハ」


 俺は、頼もしくなったカーティアを喜んだ。コボルトを倒した所に、棍棒が落ちてたので、拾っといた。暫くコボルトを倒した所で、結界石で囲まれた場所を見つけたので、そこで野営する事にして疲れを癒した。


 一眠りした俺達は、片付けて最終層に向かって歩き出した。中々降りる階段を見つけらない俺達は、コボルトを倒しまくった。結果降りる階段を見つけた時、ギルドカードを確認したら、70体も倒していたので驚いた。棍棒はなんと……5本だった。俺には、アイテム運が無いらしい。悲しいいけど現実はこんなもんかもね。


「やっと最後だね」

「うん。コボルト多すぎ」

「だったね。まぁ~結構稼いだから良いとしよ」

「そうね。」

「一休みする?」

「いや、このまま行っちゃおうよ」

「解かった。けど、油断するなよ。一応、ゴブリン達の王らしいから」

「うん。」


 俺達は、5階に降りていった。


 5階に降りた俺達は、目の前に扉が有ったので押して入って行った。そこにはゴブリンよりもデカくて、剣を持って待ち構えていた。


「あいつがキングか。少しデカいが気を引き締めて行くよ」

「うん。解かった。」

「行くぞー!」

「おー!」


 俺は、ゴブリンキングに向かって【ダブルスラッシュ】を見舞いした。キングは『ギャアギャア』言って俺に向かって剣を振りかざしてきた。俺は難無く躱して、剣で一撃食らわして離れた。その後にカーティアの魔法【ウィンドカッター】が炸裂。止めに俺が連撃を食らわして、ゴブリンキングはあっけなく絶命していった。

 

 ゴブリンキングは煙と共に消した。キングが居た場所には、ブロンズソードと宝箱が出現した。俺は、ワクワクしながら宝箱を開けた。開けたたら、金貨が10枚と指輪が2個と宝石が数個が入っていた。宝石は売るとして、この指輪鑑定してみた。結果はこれだ。


    激攻の指輪


 効果:物理攻撃力UP大


   魔法の指輪


 効果:魔力回復中


 これには俺達も驚いた。それもそのはず、この指輪こんな所で出てくるなど聞いた事が無いのです。このダンジョンに入る前に、町の人に色々聞いた事が有るけど「碌なもんが出てこないから期待するなよ」って言ってる人が大半だった。


 俺は、魔法の指輪をカーティアに渡した。俺は、激攻の指輪を左中指に付ける。そして、俺達は、意気揚々とダンジョンを出て来た。 

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