ダンジョン2
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次の日の朝、俺は、宿屋の主人のエリクさんに3日追加をお願いして、2人分を払った。俺達は、食事をしてギルドに向かった。
昨日の夜俺達は、今日について話し合っていた事が有る。それは、昨日のダンジョンで俺達は、「強いのでは?」と確信したのである。そして、今日でお試し・ダンジョンを突破してしまおうと言うもの。なのでしっかりと準備してダンジョンで泊まる事を、前提としている。
ギルドに着いた俺達は、掲示板に貼ってある依頼書を3枚取って、受付嬢の所に持って行った。
それで、依頼書はこんな感じ。
依頼書
討伐 ゴブリン5体
場所 お試し・ダンジョン3階
報酬 銀貨5枚 5体目以降は1体につき、銀貨1枚
期間 無制限
ランク F
依頼書
討伐 コボルト5体
場所 お試し・ダンジョン4階
報酬 銀貨5枚 5体目以降は1体につき、銀貨1枚
期間 無制限
ランク F
依頼書
討伐 ゴブリンキング1体
場所 お試し・ダンジョン最下層
報酬 大銀貨2枚
期間 無制限
ランク F
この3枚だ。最後のゴブリンキングは初めてだけど、ボスは1体だけだし、何とかして見せる。
「この3枚をお願いします。」
「はい。ギルドカードをお願いします。」
「はい。どうぞ」
「確かに受け取りました。少々お待ちください。」
俺達は、カードを渡して暫く待った。
「お待たせしました。受理されましたのでお返しします。それでは、気を付けて、いってらっしゃいませ。」
「はい。」
俺達は、ギルドで受付を終えると、必要な物を買ってダンジョンに向かった。
ダンジョンに着いた俺達は、昨日と同じ道順で進み1、2階をスライムとウェアラットを倒しながら進んで行った。3階に降りる階段が有ったので、その手前で休憩をして、3階に降りることにした。
3階に降りた俺達は、遠くから『ギャギャ』と聞こえて来たので確認したら、ゴブリンが3体居た。俺達は、ゴブリン如き後れを取ることは無いので、余裕で倒したら煙と共に小さい角と折れた剣が出て来たので、回収した。
その後は、ゴブリンが出てきては倒しつくして、4階に降りる階段を見つけて、ギルドカードを確認した。そしたら50体も討伐していて驚いた。ドロップしたアイテムは、小さい角は30本で折れた剣はレアなのか10本だった。
4階に降りた俺達は、驚いた。それは、辺りが森と化していたのだ。3階は平原だったので魔物を簡単に見つけられた。だが、4階は木が邪魔と薄っすらと暗いのだ。一応光は当たる。奥は見えずらいし厄介だ。厄介だけど俺には関係無い。それは、【気配探知】が有るからだ。初めて覚えてからかなりの場数を踏んだ俺、かなりの距離を感知出来ている。
気配探知をしながら進むと魔物の反応が出た。
「カーティア、東の方向に魔物の数3体。そっちに進むよ」
「了解。」
暫く歩くと魔物を発見した。犬顔で二本足で片手に棍棒を持った魔物が。鑑定をしてらこうでた。
コボルト
アイテム ???
こう出た。う~ん……いつも思うけど簡単だ。鑑定スキル有って良かったと思う。さて、早速コボルトをやっつけちゃいますかね。
「カーティア、行くよ。俺が敵を引き付けるから、魔法で迎撃してくれ」
「うん。任せて♪」
俺は、腰に刺してある剣を抜いて、コボルトに走り出して【ダブルスラッシュ】をお見舞いした。その後横に移った途端に、二本の【ウォーターランス】がコボルトに直撃した。【ウォーターランス】水魔法の中級だったはず。カーティア、何時の間にか覚えてたんだな。
「うおー。カーティア何時の間に中級を覚えたんだ?」
「えへへっ。ルカだけではないんですよ。私もちょっとずつ修行してたんだから」
「そうだったのか。それにしても、凄いな。一撃必殺だな」
「うんうん。コボルトが弱いんだよ」
「そ、そっか。アハハ」
俺は、頼もしくなったカーティアを喜んだ。コボルトを倒した所に、棍棒が落ちてたので、拾っといた。暫くコボルトを倒した所で、結界石で囲まれた場所を見つけたので、そこで野営する事にして疲れを癒した。
一眠りした俺達は、片付けて最終層に向かって歩き出した。中々降りる階段を見つけらない俺達は、コボルトを倒しまくった。結果降りる階段を見つけた時、ギルドカードを確認したら、70体も倒していたので驚いた。棍棒はなんと……5本だった。俺には、アイテム運が無いらしい。悲しいいけど現実はこんなもんかもね。
「やっと最後だね」
「うん。コボルト多すぎ」
「だったね。まぁ~結構稼いだから良いとしよ」
「そうね。」
「一休みする?」
「いや、このまま行っちゃおうよ」
「解かった。けど、油断するなよ。一応、ゴブリン達の王らしいから」
「うん。」
俺達は、5階に降りていった。
5階に降りた俺達は、目の前に扉が有ったので押して入って行った。そこにはゴブリンよりもデカくて、剣を持って待ち構えていた。
「あいつがキングか。少しデカいが気を引き締めて行くよ」
「うん。解かった。」
「行くぞー!」
「おー!」
俺は、ゴブリンキングに向かって【ダブルスラッシュ】を見舞いした。キングは『ギャアギャア』言って俺に向かって剣を振りかざしてきた。俺は難無く躱して、剣で一撃食らわして離れた。その後にカーティアの魔法【ウィンドカッター】が炸裂。止めに俺が連撃を食らわして、ゴブリンキングはあっけなく絶命していった。
ゴブリンキングは煙と共に消した。キングが居た場所には、ブロンズソードと宝箱が出現した。俺は、ワクワクしながら宝箱を開けた。開けたたら、金貨が10枚と指輪が2個と宝石が数個が入っていた。宝石は売るとして、この指輪鑑定してみた。結果はこれだ。
激攻の指輪
効果:物理攻撃力UP大
魔法の指輪
効果:魔力回復中
これには俺達も驚いた。それもそのはず、この指輪こんな所で出てくるなど聞いた事が無いのです。このダンジョンに入る前に、町の人に色々聞いた事が有るけど「碌なもんが出てこないから期待するなよ」って言ってる人が大半だった。
俺は、魔法の指輪をカーティアに渡した。俺は、激攻の指輪を左中指に付ける。そして、俺達は、意気揚々とダンジョンを出て来た。