表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
村人から英雄へ~迷宮冒険譚~   作者: 武蔵龍
1章 ルーポ編
5/13

旅立ち

 勢いで書いてますので暖かく見守ってくれると嬉しいです。


読んで頂いている方は感謝感激ですー。

 ゴブリンの集落を駆逐して、数日が経ったある日、俺は両親に自分の決意を離した。


「父さん、母さん。俺、15になったらこの村を出て、迷宮に挑む為に冒険者になりたい。」

「そうか。」

「だから、15まで今まで以上に鍛えてほしい。」

「解かった。但し、弱音を吐けばそれまでだと、思え。」

「はい!」


 その日を境に俺と両親との訓練が続いた。ある時は、父さんから激しく。ある時は母さんによる、激しく扱かれる。俺は、訓練が終わると森に行き、動物を狩り、村に帰って来る。そんな事を、4回季節が変わるまでやって来た。

 

 明日、15の誕生日を迎える夜に、両親から話があった。


「ルカ、今まで辛い修行を我慢したな。これは、父さんと母さんからの贈り物だ。」


 そう言って有る物を出してきた。それは、鉄で出来たロングソードと銀貨が詰まった小さい布の袋だった。


「父さん、こんなに良いの?」

「ああ。それは、お前が今まで稼いだ金だ。遠慮せずに受け取れ。」

「……ありがとう。」

「馬鹿もん! 泣く奴があるか。」

「だって……嬉しくて。」

「まぁ、その気持ちも解からんでもないが……。」

「うふふ。私からは、この外装を贈るわね。」

「母さん、ありがとう。」

「良いのよ。」

「ルカ、ちょっと羽織ってみてくれる?」

「うん。」


 そう言って母さんに貰った青い外装を羽織った。


「あら~良く似合うわよ。ねぇ~あなた?」

「ああ。良く似合うぞ。」

「あ、ありがとう。」

「それで、いつ頃出かけるの?」

「朝御飯を食べてから出掛けようかよ思ってる。」

「そう……頑張りなさいね。」

「うん。」


 その日の夕食は今まで見たことのない、豪勢な食事だった。そして、朝……。


「父さん、母さん、おはよう。」

「「おはよう」」

「朝食出来てるから、食べなさい。」

「うん。」


 俺は、食事を終え、部屋に戻り準備を終えて出て来た。リビングに行くと、両親がいた。


「じゃあ、いってきます。」

「ああ。」

「気を付けて行ってらっしゃい。」


 俺は家の扉を開け、外に出た。俺は家の扉前で、「有名な冒険者になる!」と心中で思って歩き出した。途中で旅に必要な道具を買ってると、聞きなれた声で話しかけられた。


「おはよう。」

「ん?カーティアか。おはよう。」

「その格好で何処かに行くの?」

「ああ。これから、冒険者になるために、フェーレースに行くんだよ。」

「え?嘘だよね?」

「いや、噓じゃないよ。」

「ええええ~。」

「近くで大声で騒がないでくれよ。耳が痛い」

「アハハ……。ごめん」

「別に良いよ。」

「あのね……。私も付いて行って良い?ルカが居ないと淋しいし……。だめかな?」

「ん~来ても良いけど、カーティアの親父さん達は、平気なのか?」

「それは、大丈夫だと思うけど……。」

「一応聞いて来てくれないかな?」

「うん。」

「じゃあ、大丈夫だったら準備して西門前に集合ね。」

「解かった」


 そう言って、カーティアは走って行った。俺は、取り合えず二人分の食料を買って西門前にやって来た。

其れから暫くして、カーティアがやって来た。


「お待たせ。」

「大丈夫だったみたいだな」

「うん。ルカと一緒って言ったら、「なら行っても良いよ」だって。」

「そっか。忘れ物は無い?」

「たぶん大丈夫だと思うけど……。」

「無い物があったら、町で買えば良いかな?」

「それで、大丈夫。」

「途中で野宿するしかないから、気をつけてね。」

「うん。」

「なら、出発するか」

「うん。行こう。」


 俺達は、門番の人に挨拶して西門から出て、旅立つのであった。因みに村に出た時の装備とスキルと持ち物は以下の通りだ。



 

 ルカ・アリオスト(15)


 武器  鉄のロングソード  

  頭   無し

  体  レザーアーマー 

  手  革の小手 

  腰  ナイフ

  下  布のズボン

  足  革の靴

 青の外装(防水効果)



 【身体強化】 【魔力コントロール】 【気配探知】 【鑑定】 【剛力】 【俊足】

 【火魔法】 【光魔法】  


 火魔法: ファイア ファイアーボール ファイアーアロー ファイアーウォール 

 光魔法: ライト 


 剣術: スラッシュ パワースラッシュ 連撃斬


 所持金: 大銀貨2枚 銀貨15枚 大鉄貨30枚 大銅貨30枚 

 

 持ち物: 少し大きめのリュック 毛布 テント 着替え上下3枚(下着も含む) 水筒 保存食料(干し肉)


 カーティア・バローニ(15)


 武器  ロッド

  頭  無し

  体  ソフトレザー・ハーフアーマー

  手  無し

  腰  ナイフ

  下  布のスカート

  足  革の靴

 緑の外装(防水効果)

 

 【魔力コントロール】 【魔力回復上昇】 【土魔法】 【水魔法】 【風魔法】 【回復魔法】


  土魔法:  ストーンバレット アースウォール

  水魔法:  ウォーター ウォーターボール ウォーターバレット 

  風魔法:  ウインドボール ウインドカッター

 回復魔法:  ヒーリング キュアー

 

 持ち物:  普通のリュック 水筒 調理器具 テント 毛布 着替え上下3枚(下着も含む) 


 これで、1章は終わりです。

次回は2章のスタートです。読んでくれると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ