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村人から英雄へ~迷宮冒険譚~   作者: 武蔵龍
2章 迷宮都市フェーレース編
10/13

商業ギルドと装備の変更

最近リアルが忙しく中々投稿出来ません( ;∀;)

 週1回は投稿出来ると思いますので、読んで頂いてる皆様、申し訳ありませんm(_ _)m

これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします

 ダンジョンを出た俺達は、ギルドに向かって歩き出した。


 ギルドに着いた俺達は、受付嬢の所に行った。


「ルカ様、今日はどの様な御用でしょうか?」

「はい。お試し・ダンジョンを走破したので報告をしにきました」

「では、ギルドカードをお願いします。」

「はい」


 俺達は、ギルドカードを受付嬢に渡した。カードを受け取った受付嬢は驚いたような顔をしていた。


「ルカ様、本当にこの数を……。いえ、ギルドカードは確かに受け取りましたので少しお待ちください。」

「はい」

 

 暫くして、受付嬢が戻って来た。


「お待たせしました。それでは、今回の報酬ですが……。大銀貨2枚と銀貨120枚ですね。お受け取り下さい。」

「ありがとうございます」

「ルカ様達は、今回のダンジョンクリア致しましたので、ランクアップしてEに上がりました。おめでとうございます。」

「「ありがとうございます」」


 おおー。ランクアップしたぞ。正直言って嬉しい。


「えっと、誰でも簡単にランクアップするのですか?」

「はい。お試し・ダンジョンをクリアすると誰でもEにアップするようになっています。」

「そうなんですね。でも嬉しいです。」

「次回かこの街に有るもう一つのダンジョンに潜ることが出来ますので、頑張ってくださいね。」

「「はい」」

「では、次回の活躍を期待しつつお待ちしております。」


 俺達は、報酬を受け取り買い取りカウンターに向かった。


「すいません。買い取りをお願いします。」

「らっしゃい! 何を売るんだ?」

「これをお願いします。」


 ダンジョンで取れた、小さな角30 折れた剣10 棍棒5をカウンターに置いた。


「ちょっと待ってろ。計算するからな。」


 おっちゃんは「う~ん」って唸りながら品物を見ていた。暫くして、おっちゃんが口を開いた。


「待たせたな。全部で銀貨25枚だ。」


 そう言って銀貨の入った布袋を置いたので中身を確認した。


「確かに受け取りました。ありがとうございます」

「おうよ。また来いよ! ガハハハッ。」

「1つ質問が有るけど良い?」

「おう。どうした?」

「宝石は何処で売ると良い?」

「宝石類は、近くにある商業ギルドに売ると良いぞ」

「なるほど。ありがとうございます」

「良いって事よ。それだけか?」

「はい」

「そじゃあな」


 この街のおっちゃん達は、皆同じ笑い方だ。別に良いけど……。でもとても親切だ。


 宿屋に着いた俺達は、エリクさんに戻って来た事を話して、部屋に戻った。俺は、ダンジョンで稼いだ金をカーティアに、半分の大銀貨1枚と銀貨75枚を渡した。5枚分多いのはカーティアに随分助けられたからな。それと、改めて惚れたのさ。


 それはさておき……。次の日の朝、俺達は、商業ギルドに向けて歩いていた。


 商業ギルド……。言わずと知れた商業を生業としたギルドある。数多くの商人がここに在籍している。商人を目指してる人が、最初にやって来るのがここ商業ギルドだ。商業区は北門に近くに有り、ギルドは取り分け大通りの一角に、レンガ作りの立派な建物。何と言っても冒険者ギルドよりもでかい。俺達は、改めて見るが「凄い」の一言だ。


 そんな俺達が商業ギルドにに来た訳は、ダンジョンで取れた宝石を売るためだ。昨日、買取のおっちゃんに教わったので早速やって来た。やってきたのは良いのだが……人多過ぎて中々順番が来ない。


 やっと俺達の番になったので話していく。


「いらっしゃいませ。今日は、どの様な御用でしょうか?」

「えっと、宝石を持って来たので、買い取りをお願いしたいのですが。」

「分かりました。宝石を見せて頂けますか?」

「はい」


 そう言って宝石をカウンターに出した。


「拝見させて頂きますね。これは何処で取れたものでしょうか?」

「ダンジョンです」

「左様ですか。全部アメジストですね。」

「そうなんですか?」

「左様でございます。この大きいアメジストは中々の品。大金貨5枚で、小さい物は金貨6枚で買い取らせて頂きますが宜しいでしょうか?」


 す、凄い値段が付いてしまった。宝石はかなりの高額で取引してるみたいだ。


「は、はい。それでお願いします。」

「分かりました。少々お待ちください。」


 暫くして、受付の人がやって来た。


「お待たせしました。こちらが代金ですのでお確かめください。」


 そう言って布袋を出してきたので確かめた。


「確かに数は入ってますね。」


 俺は素早く人目に付かないように鞄にしまった。この鞄、昔父親が使っていたアイテムが無限に入る鞄だ。俗に言うアイテムバック。この鞄、本人使用許可が付いており、父親に貰った時に使用者を変えてもらったのだ。


「買い取りありがとうございます」

「いえいえ。こちらも商売ですので。またのお越しをお待ちしております」

「はい。機会があればよろしくお願いします」


 そう言って、商業ギルドを後にした。


 後にした俺達は、武器と防具を見直す必要があると考え、先に防具屋にやって来た。色々あれだこれだの言いながら見てたら、店から小さいおじさんが出て来た。小さいおじさん、全身緑色で髭が長い。そうドワーフ族の人だ。


「小僧ども見るだけなら出ていきやがれ!」

「え?買おうと思って来たんですが」

「何?お前らのようなひよっこに買えるわけがあるまい」


 むっとしたので金貨1を見せた。


「これなら買えるでしょ?」

「お、おう。すまねぇ。どれにするんだ?」

「えっと、この鉄製品一式と彼女に合うような装備をお願いします。」

「待ってろ。今、見繕って持ってきてやるぞ。」


 暫くして、ドワーフのおっちゃんが装備品を持って来てくれた。


「これならお嬢ちゃんでも大丈夫だろう」

「はい。これなら大丈夫ですね」


 何か大分安くしてくれたのか、全部で金貨1枚で済んだ。ありがとうおっちゃん。次に向かったのが武器屋。防具屋で大分浮いたので、武器も新しいのにしようと思う。


 俺達は、シルバー制の武器を買った。性能も良いのでこれにしようと思ったら金貨3枚飛んだ。今のところこれが俺達の装備だ。


      ルカ・アリオスト


  武器  シルバーソード

   頭  鉄兜

   体  鉄の鎧

   手  ガントレット

   下  絹のズボン

   足  鉄のブーツ


 その他  青の外装(防水効果) 激攻の指輪



      カーティア・バローニ


  武器  シルバーロッド

   頭  無し

   体  鉄の胸当て

   手  鉄の腕輪

   下  鉄のスカートアーマー  絹のハーフパンツ

   足  鉄のロングブーツ


 その他  緑の外装(防水効果) 魔法の指輪


 こんな感じ。俺達は、明日次のダンジョンに挑むために早めに宿屋に向かって、休んだ。


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