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魂の食事
森に着いた魂は弱った魂を探しまじめました。
しかし、なかなか見つからずますます弱っていくばかり
「いやだ・・・消えたくない食べられたくない・・・」
必死に探していると、年老いた蛇を見つけました。
弱っていて、それでいて、とても美味しそうな・・・
(あれにしよう)
魂は蛇に近づき食べてもらう魂のふりをしまし。
蛇の魂はそれに気づき、早速食べようと口を開けた瞬間
「喰われるのはお前の方だ」
魂は蛇の魂に喰らい付きました
蛇の魂は驚きを隠せず、反撃できずに哀れに喰われてしまいました
「あぁ・・・なんて美味しい・・・」
魂が咀嚼する音は誰にも聞こえはしない。