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朝食

それからウィルは椅子に下ろしてくれて、私の右側の椅子に座った。

テーブルは広いのに座っているのは私とウィルだけ。

他のみんなは周りでたっていて、その中にモニカの姿もあった。


「向こうの世界と同じ食材か分からなかったから、とりあえず色々と用意させてみたんだけど食べれそう?」

「うん!見てる感じ一緒な気がする。どれも美味しそう。本当に食べていいのっ?」

「それならよかった。好きなだけ食べな」


ありがとう、と返事をして私のお腹からまた可愛い音が聞こえないように食べることに集中しようと決めた。

目の前にはコーンスープみたいな汁物に、ドレッシングがかかっているサラダ。

他にも丸いパンとクロワッサンぽいやつ、ベーコンとスクランブルエッグぽいやつも置かれている。


「「いただきます」」

2人で声が揃ったことに気づいて、目を合わせてふふって笑いあった。

サラダ、スープ、パン、ベーコン、クロワッサン、スクランブルエッグ…みたいな順に食べ進めていく。

どれも私が想像していた味と一緒だったから、この世界でも使われてる食材は同じで間違いなさそうだ。

ただいつもと違うことが1点。味だ。

美味しい、美味しすぎる、行ったことは無いけど…高級ホテルのレストランに出てくるような美味しさだ。

スープは何時間も煮つめました!ってくらいにトロットしていて濃厚で、サラダはシャキシャキでドレッシングは私の一番好きなチーズ味だ。

パンに至っては焼きあがったばかりのような温かさでふわさく加減が最高。

ベーコンはカリカリだしスクランブルエッグもふわとろで頬が蕩けてしまいそう。

夢中になって食べ進めていたら、残すは手に持っているパン1口分のみ。


真ん中らへんに乗っている最初に見た果物やパンは食べてもいいんだよね…?

果物は切らないといけないから見物用としても、パンはいいよね…?


チラッとウィルを見ると私の方を見ていた。

食事に手をつけてなさそうで、もしかしたらこのままずっと見られていたのかと思うとまた恥ずかしさでいっぱいだ。

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