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留守番

怖い童話「留守番」


僕が一人で留守番していると、

かならず音が鳴る。

カタカタ、カタ、

どこから鳴っているんだろう?

カタカタ、カタ、

タンスかな?

天上かな?

カタカタ、カタ、

ネズミかな、ゴキブリかな、

ジッと見つめる。

音が止まった。

もう、聞こえない…


しばらくすると、また音が鳴り始めた。

カタカタ、カタ、

止まらない、

カタカタ、カタ、カタカタ、カタ、

止まらない、

止まらない、


音は、どんどん大きくなる。

ガタガタ、ガタ、ガタガタ、ガタ、

もっと大きくなる。

ゴロゴロ、ゴロ、ゴロゴロ、ゴロ、

グラグラ、グラ、グラグラ、グラ

バリバリ、バリーーー

バリバリ、バリーーー

……

……

静かになった。


ボーン、ボーン、ボーン、

おやつの時間だ。

もう、何も聞こえない。


僕は、おやつをパクパクと食べる。


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