表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/19

赤い色

怖い童話「赤い色」


ピチャ、


服に赤い色が着いた。

真っ赤な色、

紅い色、

真紅の色が、シャツに着いている。

ケチャップかな?

ワインかな?

真っ赤な色は、シャツにしたたる。


「まるで、血みたいだ」

もしかして……

僕は、恐る恐る赤い色を舐めてみた。


塩っぱい!


「何だ、ケチャップか」

よかった、よかった、

でも…

量が多いぞ、

たくさんあるぞ、

床も真っ赤だ、

血も、確か、塩っぱいはず…


あっ、

いつの間にか僕は、手にナイフを握っていた。

いつの間にか僕は、死体の前に立っていた。

いつの間にか僕は、

全身、返り血で真っ赤だった。

やっぱり、

赤い色は、


血だった……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ