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孤独な囚人

作者: シサマ


 時代と焦りに背中を向けて

 やりたい事を続けたあの日

 育てたはずの 愛を失くしても

 自分を変える恐怖を 乗り越えられず


 今

 遅過ぎる罰を受けながら 楽しんでいる

 つまらない大人には なりたくない

 その望みだけは叶った


 だけど そんな些細な称賛に

 今さら意味はない


 ギリギリまで

 あの日ギリギリまで俺を

 信じてくれた あの愛がなければ

 俺はただの 孤独な囚人だった



 未来と流行りに背中を向けて

 やりたいものを信じるこの日

 かつてはあった 欲を忘れても

 最高の理解者 裏切る事が出来ず


 今

 遅すぎる春を待ちながら 楽しんでいる

 仕事と同じ悩みは 抱えたくない

 その望みだけは叶った


 だけど そんな些細な充足に

 今さら意味はない

 

 昨日も今日も

 ただ昨日も今日も俺を

 支えてくれた 仲間達がいなければ

 俺はただの 孤独な囚人だった

 

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― 新着の感想 ―
[一言] よきおとこのうたですなぁ
[一言] 拝見しました。 シサマさまの人柄がよく現れていると思いました。 これからも応援させて頂きます。
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