愛妻弁当
今日の朝、うちの大好きな家族が死んでしまいました。
昨日の晩に、娘、息子、妻と一緒にご飯を食べながらワイワイしてたのに....。
あんなに元気だったのに....。
と、僕は、悲壮感に浸りながら弁当を作ると、朝ご飯をたべた。
娘、息子、妻と楽しい事を思い浮かべながら.......。
すぐに、支度を終えると会社に出社し、お昼まで仕事した。
お昼時間になると、ご飯を食べるために、食堂にある席に座った。
そして、妻、息子と娘の思い出がたっぷりと詰まった、愛妻弁当の蓋をゆっくりと開けた。
その思い出が詰まった豪華な愛妻弁当を、美味しそうに、僕は食べた。