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七話 精霊族、武器屋で武器を買う。

 七話です。

 楽しんでもらえれば幸いです。


 机の上に乗る、ドームに入ったミニチュアの様な町を見下ろしながら、そこに居るであろうユウタに声をかける。


「久しぶりに此処に来たんじゃない?」

『ああ、流石に風呂が恋しくなってなぁー』


 耳に掛けたイヤホンから、浴槽に浸かるユウタの声が聞こえてきた。

 帝都ドルセンに着いてからユウタは宿を探したんだけど、どこも空き部屋が無く、仕方なく冒険者ギルドから少し遠い場所の宿屋で予約した。

 予約した部屋に行き、唐突に「風呂が入りたい」と言い出して、この状況ってわけだ。

 

「久しぶりの入浴はどう?」

『いや最高だな! 高度文明最高!』


 嬉しそうな声がイヤホンから聞こえてくる。

 オレの部屋にも風呂場はあるが、全然動かないし汚れもしないオレは数日に一回のペースでしか入らない。

 ユウタは異世界に行ってから一回も風呂に入ってないだろうから、風呂に入れるのは嬉しいだろうなぁ。

 イヤホン越しに水の音が聞こえてくる町に言う。


「てかさ、この町には地球の便利な道具がいっぱい売ってるんでしょ? 何も異世界で道具を全てそろえる必要ないんだから、もっと来ればいいのに」


 ユウタは『んー……』と少し考えた。

 

『いやまあ、それもそうなんだけどな。やっぱり雰囲気って大事だと思うんだ!』


 ユウタがそう答えると、イヤホンからユウタが浴槽から上がる音が聞こえてくる。

 久しぶりの風呂にご満悦そうなユウタは服を着てからペンダントをつけ、高層マンションのベランダから空を見上げた。

 オレのPCに映る、現代の先進国の街並みを、天から見下ろす赤い瞳をした巨大な和風美少女。

 毎度のことながら、この美少女が自分自身なんて信じられない。

 机の上の、ドームに入ったミニチュアサイズの町に手を振ると、PCの画面に映る巨大な和風美少女が手を振りだす。

 手を振っている和風美少女を見上げ、ユウタは言う。


『相変わらず、でっけぇなぁ……』

「最強種族様だぞー。がおー!」


 ユウタの言葉に冗談を返す。

 笑いながら「怖い怖い」と微笑むユウタは、部屋の中に戻り、この町で買ったピザを開け始めた。 

 久しぶりに見る故郷(ちきゅう)の食べ物に、心底嬉しそうだ。

 ピザの蓋を開けると、ペパロニが乗った、いわゆるアメリカンスタイルのピザが顔を出す。

 ピザを一切れ手に取り、ユウタは口に運んだ。


『うまい!』


 そう言うと、ユウタは嬉しそうな顔でピザを食べ、あっという間に一切れを食べきった。

 次の一切れに手を伸ばし、旨そうにピザを食べるユウタ。

 羨ましい気持ちを抑え、明日から何をするのか聞く。


「そういえば、帝都に着いたけど、明日から何をするの?」

『うーん……』


 ユウタは悩む様な声を出し、考え込んだ。


『まあでも、帝都の冒険者ギルドに沢山残っている高難易度依頼を受けるぐらいしかやる事は思いつかないな』

「そっか」


 ユウタはそう答えると、ピザの一切れを食べ始めた。

 明日からノープランの帝都暮らし。

 まあ、なんとも冒険者らしいじゃないか。



●●



 サクラの部屋にある町で風呂に入った俺は、高層マンションの一室で一夜を過ごし、今日の朝に帝都ドルセンに戻ってきた。

 昨日は何をしようか悩んでいたが、急遽やる事が出来た。

 朝一で冒険者ギルドに行き、依頼を選んだのだが、帝都のドルセンでは武器を持ってない冒険者には依頼をさせないというローカルルールがあるそうで、仕方なく武器屋に行く事になったのだ。

 ペンダント越しに見ているであろうサクラに、近くの武器屋の場所を聞く。


「なあ、ここから一番近い武器屋って何処だ?」

『うーん…… とねぇ』


 俺の問いに、サクラはPCのキーボードを叩き出す。

 しばらくして、耳につけたインカムからキーボードを叩く音が止み、クリック音が数回鳴った。

 武器屋の位置を見つけた様で、インカム越しにサクラが言う。


『ここから三百メートル圏内に七件あるよ!』

「多いな」


 思った以上に多い。

 帝都の冒険者ギルドの近くだから複数あるだろうと思っていたが、そんなに多いとは思わなかったな。

 でも七件か。

 その七件は、おそらく冒険者ギルドの近くという事もあって、基本的には安定した品質の武器が手に入るのだろう。

 でも…… それじゃあ面白く無い。

 せっかく武器を買いに行くんだから、穴場みたいな人知れない武器屋を選びたい。

 そんな訳でサクラに言う。


「という訳で、サクラ。穴場みたいな変わった場所にある武器屋って無いか?」

『どういう訳さ…… まあ良いけどね』


 そう言って再びキーボードを叩き出すサクラ。

 しばらくして、キーボードの音がインカムから聞こえなくなり、マウスのクリック音が数回鳴った。

 インカム越しにサクラの『んー……』という悩む声が聞こえてくる。

 

『面白そうな店かぁ…… 今の宿屋の近くに一件あるけど、どう?』

「今の宿屋って、冒険者ギルドから結構遠い場所だよな。そんな場所に一件あるのか…… いいかもなぁ!」


 冒険者ギルドから、あんなに離れた場所の近くにある武器屋。

 これは行ってみないとな!

 

 そんな訳で、冒険者ギルドから現在泊っている宿屋まで歩いて来た。

 早朝といえど、ここは帝都なだけあり、朝早くから様々な人が行きかっていて、見ていて飽きなかったよ。

 丁度宿屋の前に来て、サクラに武器屋がある場所を聞く。

 どうやらサクラ曰く、この宿屋からほんの二百メートル圏内に武器屋があるらしい。

 サクラのナビゲートを頼りに武器屋に向かい、指定の場所に着くと小さな工房が目の前に立ちはだかった。


「ここかぁ」

『そ、ここだね』


 確かに武器屋だ。

 看板には「レイチェルの武器屋」と書かれている。

 それにしても…… 凄く質素だ。

 目立つ武器がショーウィンドウに飾られているわけでも無く、並んでいるのは良く見るロングソードやダガーの数々。

 扉の窓から見える店内は、特別目立つ様な装飾も無い。

 本当に、質素という言葉が当てはまる。


 意を決して、扉を開いた。

 扉の鈴がなり、俺が入ってきた事を知らせる。

 店内の武器を見る限り、剣やナイフや槍だけじゃなく、魔法の道具も売っている様だ。

 これは期待できるな。

 扉の鈴を聞いたのだろう、この店の店主らしきダンディーな黒人が店の奥からカウンターにやってきた。

 彼は気だるそうに、低い声で俺に挨拶をする。


「へい…… らっしゃい。俺が店主のバーモルドだ」


 俺を見るなり、バーモルドは壁側の棚を指さした。


「魔法師かい? 魔法師なら、右の棚が魔道具さ。魔術師なら、魔法具の下の段が魔術具だよ」


 そう言うと、バーモルドはカウンターの隅から椅子を持ち出し、椅子に座り俺を眺めはじめた。

 ふむ、彼は俺が買うまで接客に付き合ってくれそうだな。

 バーモルドに言われた通り、右の棚に行き、魔道具を見た。

 様々な杖の形をした魔道具が並んでいる。

 どれもこれも、精巧に作られているのが魔法種族としての勘で理解できた。

 でも…… これじゃあだめだな。

 バーモルドに声を掛ける。


「なあ、もっと魔力が浸透しそうな物は無いのか?」

「ほう……? 見ただけで大まかな性能が分かるってのかい?」


 彼は少し驚いた様子で俺を観察し、顎を摩る。


「ふぅん……? 確かに普通の種族じゃないみたいだね? エルフ…… でも無さそうだねぇ?」

「ああ、ちょっと特殊な種族さ。……それはそうと、もっと魔力が浸透する道具は無いのか?」

「ふむ……」


 バーモルドは瞳を閉じて考え出す。

 しばらくし、店主は瞳を開けた。


「君、魔道具に詳しく無さそうだね。なのに、魔法に精通してるような言動だ。すこし、君の事を聞かせて欲しい。君は特殊な例だから、普通に性能の良い魔道具を渡しても使えるか未知数だからね」


 この短いやり取りの間に、魔法具をまともに使ったことが無いのを見抜いたのか。

 今まで魔道具なんて使わずに魔法を使っていたから魔法の感覚には慣れているが、普通の魔法師の魔法の仕様手順を俺は知らない。

 確かに、何も説明無しで魔法具を買っても、使えるかは不明だな。

 バーモルドの言葉に、俺は少し悩んだ末、俺の種族を言う事にした。


「俺は精霊族だ。ぶっちゃけ、今まで魔法具なんて使ったこと無いけど、ギルドで依頼を受けるには武器が居るらしくてな。それで武器を買いに来た」

「なるほど…… 精霊族、ね。君たち精霊族は、どうやって魔法を使用するんだい? 精霊族の魔法の仕様手順は、あまり研究が多くなくてね。これを聞かないと、どれが精霊族に適した魔法具か判断ができないからねぇ」


 バーモルドは顎を摩りながら、俺にそう言ってくる。

 確かに、通常の魔法師の魔道具で、俺の魔法が発動するとは限らないよな。

 でも、魔法を使うのは、大分直感に近い使用感だから、それをどう説明するべきか…… それが一番の難問だ。


「まず、手に魔力を集めるだろ?」

「手に魔力を集める……? 続けてくれ」


 俺の最初の言葉に、バーモルドは不思議な事を聞いた様な反応をして続きを催促する。

 続きを催促されたので、俺は構わず説明を続けた。


「ほんで、その魔力の塊に発動したい内容をイメージで流し込むだろ?」

「……続けてくれ」


 バーモルドは、まるで質の悪い陰謀論を聞くかの如く、まったく信じられないといった様子で、次の話を催促してくる。

 そんなに変な手順なのだろうか?

 バーモルドが続きを催促しているので、続きを言う。


「そのあとは、敵に向けて魔力を解放するだけだ」

「……ちょっと、頭の中で整理させてくれ」


 そう言って、バーモルドは手元に用意していた水を飲み欲し、少し深呼吸する。

 しばらく考える素振りをしていたが、意を決した様に話し出した。


「精霊族の魔法発動の理論ってのは、なんともまぁメルヘンで御伽噺の様だなぁ…… いいだろう。そのメルヘンで、神話の様なオカルトチックな魔法理論に耐える魔法具を用意しようじゃないか」


 その後、感覚に近い発動手順を事細かに聞かれ、それを答えていく。

 話の終始でバーモルドは、童謡の御伽噺を現実に見ているかの様な目でこちらを見ていた。

 最後のステップとして、店の裏庭で軽い魔法を一発撃ってみる事になり、軽い破裂魔法を放ったが、バーモルドは幽霊でも見た様な目で魔法が当たった的を見ていたな。


 色々あったが、店内に戻ってバーモルドは一本の長い杖を持ってきた。

 彼が持ち出してきた長い杖は、先端に五芒星と月の紋章があしらわれ、その紋章から淡い光の粒子が沢山漂っている。

 めっちゃ幻想的な杖だ。

 いや、杖ってか、ゲーム的な言葉では「ロッド」って表現したほうが正確かもしれないな。

 バーモルドはロッドをカウンターに置き、説明を始める。


「これは旧魔法文明の遺跡で何本も見つかる魔法具の一本だ。いや、魔法具らしき道具という所か。この魔法具には信じられない程の魔力浸透度と大出力の魔力増幅機能が付いている。だがなぁ……」


 そう言って、バーモルドは少し間を置く。


「この謎の魔法具には、属性精霊とコネクションをする精霊石が使用されてないんだ。実際に魔法具として使用してみた者も居たが、誰も魔法を発動できなかった。今の学会じゃあ、昔の魔法師は別の方法で属性精霊とコネクションを取っていたと言われている。だからこそ、旧魔法文明の遺跡で見つかる魔法具は通称、旧魔法魔道具と呼ばれているのさ」


 そう説明し終えたバーモルドは水を飲む。

 そして小さく「でもなぁ……」と付けした。


「あんたの魔法を見て思ったのさ。旧魔法文明の奴らは、属性精霊とコネクションする必要自体が無かったのかもな。……ってな」

「そうか……」


 全て言い終えたのか、バーモルドは間をおいて値段の話をし始める。  


「こいつは、さっきの説明の通り、旧魔法文明の遺跡から発掘された代物だ。遺跡から旧魔法魔道具は大量に発掘されるから、そこまで高くないさ。値段はそうだな…… 二千五百ゴールドだ」


 二千五百ゴールドってことは日本円で二十九万円ぐらいか。

 全然払える額だな。


「遺跡の物品と聞いてたから、少し構えてたけど、それくらいかぁ…… 今出すよ」


 サクラの部屋に預けてある現金を魔法で引き出す。

 百ゴールド札を二十五枚、カウンターに置いた。

 机に置かれた紙幣を手に取り数を数えるバーモルド。

 きっちり二十五枚ある事を確認し、俺にロッドを手渡して言う。


「毎度あり。面白い物を見せてくれてありがとな。今日見た事は知人の魔法史研究者に言ってみるんで、よろしくな」

「ああ、全然構わないよ。んじゃ、いい商品をありがとな!」

「まいどあり」


 そう言ってロッドを持って外に出た。

 太陽の位置を見るが、大体二時ぐらいか?

 結構時間を使ってしまった様だ。

 耳のインカム越しにサクラの声が聞こえてくる。


『武器ゲットじゃん。よかったね!』

「ああ。……にしてもすげぇなコレ。魔力を流すと先端部分から十倍以上の魔力に膨れ上がって出てくるんだよ」

『ひょえー。それはすごい』


 俺の返答にサクラは心底驚いた様子だ。

 このロッドを通して魔力を練ればそれは大層な魔法が発動するのだろうな。

 冒険者ギルドに行こうか迷ったが、流石に今の時間から討伐依頼は面倒くさすぎる。

 今日は宿屋に帰るとするか。



●●



 そんな訳で、宿屋に戻ってきた。

 あれから時間が経ち、外はすっかり真っ暗だ。

 俺はというと、サクラとスマホ越しでトランプゲームをやっている。

 ババ抜きは安定して楽しいよな。

 最初に考えた奴、マジで遊びの天才だと思うわ。

 

「ざんねーん! それババでしたー!」

『くぅー! うっざーい!』


 双方の手元カードがあと数枚に差し掛かった時、宿泊部屋の扉がコンコンとノックされた。


「なんだろ?」

『敵意は無さそうだよ。でも、誰だろうね?』


 俺は不審に思いながらも、スマホをスリープにした後、扉まで歩く。


「はーい。どなたですかー?」


 扉の奥に声を掛けて扉を開ける。

 そこに立っていたのは、見知った顔だった。

 いくらローブで姿を隠していても、この顔と皇族らしい立ち振る舞い。

 忘れるはずがない。

 扉の先に居たのは、なんと驚く事にメナリ様だったのだ。

 俺は驚き言ってしまう。


「メナリ様……!? どうしてこんな所に!?」


 驚く俺を満足そうに眺め、笑顔で言った。


「来ちゃいました!」


 来ちゃいましたって…… 俺は辺りを確認する。

 見る限り、ちゃんと護衛の騎士が廊下で待機しているみたいだ。

 よかった。

 完全な無防備で来てるわけじゃないんだな。

 一旦、深呼吸する。

 落ち着いたから、なぜ此処にメナリ様が来ているのか聞こうか。


「此処に来たって事は、何か俺に用がある感じですか?」

「はいっ!」


 元気に、笑顔いっぱいで答えた。

 メナリ様は一旦襟を正して、ここに来た要件を説明する。


「実は、お願いがあるんです。ここの所、宮殿で――」


 メナリ様曰く、メナリ様の父上である皇帝陛下は、メナリ様が一度死んだ事に大層驚かれたそうで、メナリ様がアンデッドになってないか検査したそうだが、問題は無かった。

 メナリ様の体に異常が無い事に安堵したのも束の間、皇帝陛下は一度メナリ様が殺された事に激怒し、警察組織である衛兵部隊を率いる、陸軍参謀本部の長官を呼び出し犯人を徹底的に探し出せと命令したのだ。


 帝国政府が本腰を上げて動くので、この事件は終結に向かうと思われたが、今日の朝から不審な噂がまた流れ出した。

 今度の噂は皇族の中で二人犠牲者が出るという、またもや皇族の暗殺に関わる噂。

 メナリ様の前例もあり、流石に只の政治闘争の道具ではないと判断され、早急に会議が開かれた。

 警備の話から、国防の話、更に皇帝自らが倒れた際の皇位継承まで。


 しかし、この中の話で、どうしても解決できなさそうな問題が一つだけあった。

 警備の話だ。

 あのメナリ様を警護していた近衛騎士達は、精鋭揃いだった筈。

 それを一度目はメナリ様の殺害まで遂行済みで、二度目の殺害未遂に関しても、最終防衛ラインのウォーレンさんま辿り着いていた事を考えると、どう考えても現在の警備では足りず、いざという時に、すぐに駆け付けれる人が居ない。

 宮廷の皇族の居住区画で警備する近衛騎士はそれなりの戦闘力があるが、それでも数が少なく、なんならウォーレンさん程の手練れでもない。


 困り果てた皇帝陛下は、メナリ様を助けた冒険者の話を思い出し、皇帝陛下がメナリ様に詳しく聞くと、その冒険者こそがメナリ様達を生き返らせてライランド・シティへ送り届けた最大の功労者だと知り、馬車で帝都に着いてからの行動や、今回の依頼達成した際の報酬の額などを調査した。

 馬車で帝都に着いた際には、門番の衛兵に内容を言わず、されど危機を伝えて迅速に入場させた事。

 依頼の報酬が明らかに少なくても文句を言わず、行政側の理解を示して宮殿を去った事など。

 様々な事を考慮した結果、信頼に置ける人物であると判断されたのだった。


 その様な経緯があり、尚且つメナリ様がここに来ると言う事。

 それはつまり……


「はいっ!お父様も、その家臣達も。ユウタ様とサクラ様なら信頼に置けると判断しました!」


 メナリ様は、そう言い、俺の目を真っすぐ見て頼み込んだ。


「どうか、お願いします。私たち皇族一家の宮殿での護衛依頼、引き受けてもらえませんか?」

 


 八話執筆していますが、なんだかモチベーションがメッチャ下がってます。

 一応、一章までの大筋のプロットが存在するので、完成させようと思えば完成させられる環境ですので、今しばらくお待ちください。


 この小説を少しでも気に入って頂けたなら、ブックマークと☆ポイントください。

 ブックマークや☆ポイントは総合評価ポイントが増えるので作者が泣いて喜びます。


 巨大娘が好きな方や、王道な異世界転生が好きな方は、イチオシレビューもください。

 イチオシレビューはトップページに乗るので、PV数と認知度が増えて作者が泣いて喜びます。

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