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18話:本当の恐怖、アナウンスさん



『基礎動作:おまけ2』のボタンを押す。


「『基礎動作:おまけ2』度胸試しだ!」

「ええ!? 基礎動作で……度胸試し……?」

「このVSの戦争はとにかくリアル。度胸がないとやっていけない! そこでだ! 度胸をつけろ! 目を閉じるな! 戦場で目をつぶる事は自殺するということだ! わかったら、問答無用! 死んで来い! ……えー、注意事項があります。この訓練により精神がどうにかなっても、当社では保障しません。自己責任でお願いします。リタイヤはウィンドウで可能です。もう一度言います。自己責任です。10秒だけ待って上げます。10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、それではスタート!」


 オッサンは今まで聞いたことない超真面目な事務的な口調で言った。


「……どう考えても楽しいイメージが出来ない……」


ブウンッ


「っえ?」


 足元に慣れ親しんだ地面はなく、視界が捉えるのは眩しい光を発する太陽と雲。大空に居た。


「う、うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!!!!!!」


 重力という地球のシステムに引っ張られていく。

 勢いはどんどん増す。背中に手をやるが、パラシュートなんて気の利いたものは背負ってない。ただ落ちた。

 地上まで1000M、地面がどんどん近づいてくる。

 地上まで500M、必死に着地の方法を考える

 地上まで100M、猫の様に四つ足で着地だ! と決定する。

 地上まで1M、無理だと気づく。

 地上まで0M、地面に当たった。終わったと思った。しかし、体は地面をすり抜けた。

 

 地中の中をさらに落ちていく。いや、落ちていないかもしれない。落ちているのか立っているのか寝転がっているのか、よく分からない感覚。無重力を味わった事はないが、これがそうなのかもしれない。

 暗闇の中で自分だけが存在している。


「……いわゆるバグ空間に入ってしまった?」


 一生ここから出れない? などと頭に不安が過ぎったが、無事光景が変わった。


ブウンッ

   

 眼下に広がる山と川。自然の匂いがする。心が洗い流されるようだ。

 ただ、立ってる場所に問題があった。板っきれの上、バンジージャンプ台の上だった。無事光景が変わるなんてことはなかった。

 しかし足元をみるとしっかりと紐が付けられていた。

 安心するのもつかの間、後ろで足音がした。

 教官、オッサンが立っていた。そして、こともあろうに思いっきり両手で突き飛ばされた。

  

「自分のタイミングでええええぇぇぇぇぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」


 始めは悲鳴を上げたが、先ほどの大空からのダイビングに比べるとたいした事無い、紐も付いている。すぐに落ち着いた。

 地上まで100M、川に近づいていく。

 地上まで70M、川で飛び跳ねた魚が見えた。余裕だ。

 地上まで50M、体にひねりを入れたりして遊ぶ。

 地上まで30M、景色を楽しむ。

 地上まで10M、紐の反動に備える。

 地上まで5M、紐の反動が来ない。

 地上まで1M、焦りを覚える。

 地上まで−1M、頭から川の中に突っ込んだ。

 地上まで−10M、紐の反動は結局なく、川の底をすり抜け、またしても地中に入っていった。


 そして暗闇でまた光景が変わる。


ブウンッ

 

 草原だった。しかしいつもの草原とは違っていた。

 体が勝手に動いている。足元を見ると、平面エスカレーターの上に立っていた。それだけだったらどれだけ良かったことか。

 足首は何故か、護送中の囚人のように金属で固定されていた。

 横には大きな看板が立っていた。書かれている文字を前かがみになって読んでみると


 『はんっ、徳川軍、大した事ないな、拙者は矢を食らっても死なない男だ、嘘だと思うなら試してみるがいい』


「?」


 周囲に『拙者』らしき人物は――いない。居るのは自分だけで……。

 すると突然前方から怒号が聞こえてきた。

 甲冑を着ている人々が急に現れた。歴史の教科書で見たことあるマークをした旗を持っている。刀も携えている。弓も背負っている。

 そちらへエスカレーターは無常にも進んでいく。


 考えてみると、看板の表現は矢を"避ける男"じゃなくて"食らっても死なない男"なのだ……

 そこから連想される光景は……信じたくなかった。

 

 無情にもどんどん近づいていく。急にエスカレーターは左に少しだけ方向転換すると、耳元を鋭い音を掠めた。矢が飛んできたのだ。

 恐怖と安心を覚えた。安心とはエスカレーターが勝手に避けてくれるとわかったからだ。流石にね……。

 そして一本目を皮切りに、無数の矢が目に見えて飛んでくるのが分かった。

 落ち着いて、観光気分でその光景を楽しんだ。


「おお、こんな光景は映画でしか見れないぞ!! 無数の矢が迫ってくる。空は矢で侵されている。逃げ場は無い。ここで映画なら格好良く武器を振り回し、矢を弾くのだろう」


 第三者のような口調で語る。


――しかしエスカレーターは方向転換しない――


 体は危険を本能で察知し行動に移した。足は固定されようとも、上半身で必死に避けた。――が無数の弾幕に避けれるはずもなく。

 数本体に刺さった。痛みは針が刺さっているようだった。


「イタイイタイイタイイタイイタイイタイ!!!!!!!!!!!!!!!!!」


 ひ弱な都会人には物凄くキツイです。

 エスカレーターはお構いなしに加速していく。武士の方々とは距離にして10M、弓を全員が構えている。

 そして馬に乗った一番立派な金ぴか装備をした、教科書で見たことある顔、徳川さんらしき人が声を張り上げる。


「放てっ!!!!!!」

「らめぇぇぇぇ!!!!」


 次なる近距離からの勢いの良い無数の弾幕。さっきの三倍はあった。

 一本目が右肩に綺麗に刺さる。そして次のコンマ何秒で20本ぐらい一気に刺さると思い、諦めた時


ブウンッ

 

 どこかの建物の中に移った。


「……ん、ここは……はぁ……助かったのか…………って、コングラチュレーションがまだ聞こえない……まだ続くの? うぅ……先の見えない恐怖……」


 涙目になりつつ、涙を流しつつ、愚痴をこぼした。

 出口は一つあった。しかしその扉は硬く閉ざされている。

 すると急に警報がなりだし、鉄格子が下りてきて、部屋の中に、檻の中に、二重に完全に閉じ込められた。


 そしてすぐに、硬く閉ざされた扉が開いた。現れたのは……


――例の銀行員だった。


 銀行員は目を見開いた。そして無様に狼狽して後ずさりするが、鉄格子が目に入ったのか、急に背筋を伸ばし声を張り上げた。


「……っは! よく来たな! 歓迎するよ! くっくっく……」 


 不気味に笑いながら去って行った。

 その前に、狼狽する時点で異世界の時の負けた記憶があるということ。……何者ナンデスカァァァ!?

 とりあえず少し待っていると、帰ってきた。帰ってくることには帰ってきたが、その体に問題があった。――軍服着ていた。武器も装備している。


「銀行強盗め! 私が退治してくれるわ!!! はっはっはっは!!!!!!」

「う……そういうシナリオか……」


 人権など構わずに、ぶっ放してきた。

 こっちは何も持っていない。その場から逃げることもできない。ただひたすら狭い檻の中で回避行動を取るしかなかった。


「危ない! やめろ! 痛い!!! イタイイタイタイ!!!」


 マゾでも無いのに、銃撃を受け続ける。時には手榴弾。

 とにかく必死に避け続けた。

 人間、生き残るための本能は凄かった。

 動体視力のおかげか、銀行員の未熟さ故なのか、慣れて来ると九割方避けれた。 

 自分の体がこんなにも動くとは。と冷静になることすら出来た。

 やられ続けること五分――


ブウンッ


 急に光景が変わった。車破壊、後で10回はやろうと思う。

 そして、またしても部屋の中だった。しかし今度は先ほどの鉄の部屋とは全く違う。

 おどろおどろしい雰囲気の木造の部屋。真っ暗。

 机や椅子、ベット、備品の一つ一つに使い古された感と埃が積もっている。遊園地のように綺麗なものではない。そう、五感が叫ぶ、リアルお化け屋敷だ! と……。叫ばないでぇ。気のせいだって言ってぇ……。願いむなしく肝試しが始まった。


コツ


コツ


コツ


 廊下を何かが歩いてきている。


コツ


コツ


コツ


 足音は扉の前で止まった……。

 息を呑み、銃はないので拳を構え待つ。


――しかし、ドアが開かれる様子はない。


 何分経ったであろうか。実際には何秒だったかもしれない。ここに来て放置プレイ。相手はやり手のようだ。

 仕方なく、自ら恐る恐る取っ手に手をかける……。


――古い木の音が辺りに響き渡る。


 数センチ、ゆっくりと扉を開く。

 さらに数センチ。

 さらに……


ヒュッ


「ぴぇっ!?」 


 首筋に冷たい風を感じた。

 勢い良く振り返る。しかし、何も居ない……。

 そして、先ほどより恐怖感が増し、震えながらも開かれた扉の方に振り返ろうとすると…………


「わっ!!!!!!!!!」

「ひぃひゃあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

 

ブウンッ

 

「…………?」


 水の幕が張られた目で見る世界は青い海だった。


「お化けが、わっ! って言うなボケ。ボケ。ボケ!! 失禁っていう機能がなかったからセーフだったが、リアルだったら確実失禁だぞ!! しかし! ……綺麗な女性のお化けだったなぁ………………っ!! だめだ!! 魂を取られたか!? しっかりしろ和手!! ッハ!! よし!!」

 

 胸を自分で叩いて気合を入れなおした。


 和手の名誉のために、連想ゲームはしない。

 

 船の上のようだ。

 服装はスキューダーダイビングのピチッとした黒い物を着ている。背中には酸素ボンベらしき物も背負っている。

 そして服装に似合わない武器も全て装備している。


 すると急に後ろから声がかけられた、


「Go! Go! Go! Go! Go! Go! Go! Go!」


 良い色に焼けたマッチョな白人の方がリズム良く連呼している。

 マッチョが指を指している方を見ると、テレビ、映画で見た事ある三角形の定規が海上を優雅に滑っていた。

 そして自分の姿は…………うん、そういうことだね。

 気構えする暇もなく、白人の方は急に自分を担ぐと、そのまま海に放り投げた。


 そして始まる海中でのサメとの格闘。咬まれながらも水の中でも涙目になりながらも、やけくそで何とか戦った。

 咬まれたら銃口を押し当て、銃をぶっ放し、時には手榴弾も使い必死に戦った。四肢が食いちぎられることはない、しかし、当たり前のことだが、食いちぎられないということは、食いついたままなのだ。痛みは軽減されているとはいえ、痛みは感じる。剣山がついた巨大ベンチで圧迫されているようだった。

 そして倒したサメの血がサメを呼ぶのか、どんどん増えていく。水中で終わりのない格闘すること10分


ブウンッ

 

 普通の町中だった。

 疲労感に教われ、へたり込む直前、目の前にチケットが出現した。条件反射で手に取り、見てみると


『帰りのチケット』


 と書かれていた。

 疲労感が吹っ飛び、小躍りしながら書かれている駅を探していると


――誰かとぶつかった。

 

 振り返ると

 

「おいおい! 兄ちゃん、肩外れたやんけ」

「…………んなばかなー……」


 柄が悪いです。と主張している風貌の方に絡まれた。


「おうおう、なんやこれ、ええもん持ってるな! よこせや!」  


 強引にチケットが取られた。


「あ、そ、それは……」

「なんや、返してほしいのか? それなら、ほれっ、力ずくで……カカッテコイヤアアア!!!」


 チンピラが拳を構えた。


「ここは穏便に……がっ」


 顔を殴られた。痛みはほとんどなかったが……ぷっつんした。


 チンピラはボクシング経験者なのか、風貌に似合わず軽快なステップでリズム良く殴ってきた。

 自分は型なんてなかったので、とにかく突進した。

 そして泥沼な殴り合いをすること数分。勝利を収め、チケットを取り戻した。


 無事チケットが戻ってきたことに安心し、駅を探すため、通行人に場所を聞こうかと人の良さそうな方を探そうとした時、


「あんちゃん、ええ度胸しとるな! わいらの組に入らんか?」


 『人の良い』から正反対の方が話しかけて来た。

 組……。そちらの方だ。


「遠慮させていただきます」 

「そう言わずに」


 といいながら、手を掴まれ路地裏に連れて行かれた。途中振りほどこうとしても、岩のように動かない。どうやら強制イベントのようだった……。

 仕方なく大人しく付いて行った。

 着いた先はそちらの方々が10名程居る空き地だった。


『勝利を収めろ!』


 急にアナウンスが脳裏に響く。


「えっ? ……んな無茶な……」

「ん? なんややるんか?」


 何故か好意的な方が、急に変貌した。強制イベントが未知なるパワーを働きかけているようだ。

 腹をくくった。


「やりますとも! やればいいんでしょう!」

 

 半ばやけくそになりながら殴りかかっていった。そして殴られる。殴りじゃ痛みは殆どないのが幸いだった。やられてもやられても立ち上がりかかっていった。

 1vs10を10分ほど続けたところで


「おいおい!! おんどれら!! ワイらのシマで何しとんのじゃい!!!!」


 何故かその場に他の組の方々が来て、急に撃ち合いになった。

 自分も数発撃たれるが、強引に黒い物を奪い取って、応戦する。めちゃくちゃな乱闘になっていると


ピーポーピーピー


 警察が来た。

 蜘蛛の子のように一斉に去って行くそちらの筋の方々。自分も紛れ込んで逃げることにした。

 が、しかし、見えない壁によって自分だけどこへも逃げることが出来なかった。


 そして警察官の鬼のような力で拘束され、手錠をかけられ、パトカーに押し込まれる時


ブウンッ


「……助かった……前科持ちとか嫌……」


 しかし助かったわけではなかった。


『テロリストを退治せよ!』


 憎きアナウンスが鳴り響いた。

 

 見渡す限り砂地。砂漠だった。そしてそんな中にポツンとある、擬態された数個のテントハウス

 自分の服装はTシャツ半パン。装備はなし……


「うぉおおおー!!!」


 アナウンスに抗うすべはなかった。

 案や作戦なんて考えずに、強引に真正面から突っ込んで行った。撃たれながらも接近し、銃をかっぱらい、反撃を開始した。

 銃さえ手に入ればこっちのもんだった。

 そこからは一方的に攻撃をし、全滅させたところで勝利の余韻に浸る間も無く、お褒めの言葉もなく、光景が変わった。


ブウンッ


『200M走りきれ!』


 聞きたくない声がまたすぐに聞こえてきた。

 今度は市街地、道のど真ん中に白線が真っ直ぐ伸びている。

 しかし、そちらの方やテロリストといった過激な姿は見えない。

 町人も居ない寂れた町だった。


 慎重に辺りを見渡しながら、早く終わらせたい一心で走っていく。

 楽だな……? と20Mほど走ったところで思った時――少し離れた所で大爆発が起きた。

 頭上を見上げると飛行機が爆弾を落として行っていた。


「空爆か!」


 走るスピードを上げた。100M地点まで行くまでは楽だった。――行くまでは。

 100Mポイントと大きく書かれた線を通り越した時

 急に爆撃が10倍増しぐらいになった。蒼い空が見えない。加減ってもんがですねぇ……と小一時間製作者に説教したかった。


「走れメロス、駆け抜けろ!」


 もう、何でもよかった。形振り構わず走った。

 直撃はなかった。直撃は。何とか命を落とさずに200Mに辿り着くと、正面から飛行機が物凄い勢いで突っ込んできた。

 映画などで良く歩道でカーレースをする際、通行人は見事に避けている。そんな世迷言な事は出来なかった。

 金縛りのように体が動かず、立ち尽くし、直撃を覚悟し、プロペラで体が――を想像した時

 

ブウンッ

 

「はぁ……。寿命が数年縮んだ気がする……。どこまでが本気で、どこまでが本気じゃないのか……矢の件もあるし……はぁ……」


 ため息をつきながらも今の変な状況を確認した。

 "眼下"に広がるのは空。周りは見慣れた草原。

 体が仰向けの状態で固定されていた。体を動かそう当するとガチガチと金属音がする。四肢が固定され、実験動物のようだ。


 そしてアナウンスが響き渡る


『スリィー』


『トゥー』


『ワン』


『ゼロ』


『発射!』


「?」


 急に背中から地面から轟音と振動が体を貫いた感覚がした。

 自分は、瞬き一回の間に地面から空中に移動していた。Gがかかり、開けた口が元に戻らない。

 空が、雲がどんどん近くなっていく。


 理解した。ロケットの先端に体がくくりつけられているようだ。

 意識が飛びそうになる。――飛んでくれた方が楽だが、決して飛んでくれない。

 悲鳴も出せず、顔の皮膚が引きつられ酷い顔になりながら飛んでいく。


 そして暗い闇のような世界へ入っていった。


――宇宙だ。


 大気圏を突破したようだ。しかし息は出来た。速度も落ち着き、体が固定から開放される。

 そして、初めての本物? の無重力を楽しむ。――ふと後ろを振り返った。


 後ろにあったのは"地球"だった。


 なんとも言えない感情が、体の内側から湧き上がって、涙が溢れた。今までの痛い怖い涙ではない。何かが溢れてくるのだ。


 『宇宙を見ると人間が変わる』と誰かが言っていた。まさにその通りだった。自分の中で何か、悟りが開けたような感覚になった。

 時間を忘れ、地球を見つめているとアナウンスが流れてきた。


『これで『基礎動作:おまけ2』は終わりです。帰還方法はウィンドウ操作です。強制帰還はないのでご自分のタイミングでお願いします。あと、これで度胸試しとは別に、いつでもここへ来る事が出来るようになりました。それが賞品です。何時でも着て下さい。お疲れ様でした』


 『何時でも着て下さい。お疲れ様でした』と言った声は、今までにない優しい声で、アナウンスさんの表情は笑顔だと簡単に想像できた。

 嫌悪感を抱いていたアナウンスだったが、こればかりにはやられてしまった。

 これもツンデレというのだろうか。ツンデレの威力……果てしない。

 アナウンスさんに恋を抱いてしまいそうだった。


 そして、今日は強制ログアウトなるまでその場に滞在した。





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