表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
プログレス ダンジョン  作者: 水竜ルグス
18/26

第18話 第一回 王国会議

ーブレランド王国 王城 会議室ー


「今回、皆様にお集まりいただいた理由はご存知かと思いますが、この国に近くのダンジョンのことです。

このダンジョンは報告によると国境線を越え僅かなところにあり、所有権の主張は容易であると言えます。

危険な点は、長く見積もったとしてもこのダンジョンは発生してから1年もたっていないという点でしょう。なのにも関わらず、このダンジョンの犠牲者は4桁にのぼります。」


「4桁!?そんなにいるのか?

というかいつの間にそのような数が入ったんだ?そんなに被害者が出ればかなりの話題になる筈だぞ?」


「ご存知にならなかった理由は、例のチンピラ貴族が隠蔽し、秘密裏に事を進めていました。そして、関係者には悪質な口止めを行い、自らの手中に納めようとしたからです。」


「全く忌々しい… まあいい。取り敢えずダンジョンの掌握について考えるか…」


「あっ、その事につきましては、私に報告すべきことがあります。

例のチンピラ貴族とのダンジョン攻略に参加していて、唯一の生き残りのカルロスという者からの報告によりますと、侵入した兵士が時間がたつにつれ不調を訴え、チンピラ貴族も同じような症状を訴えたため、比較的速やかに撤退の指示が出たそうです。しかし、一度閉めたあと、閉じ込められていないことを確認していた筈の扉が開かず、攻略部隊の、カルロス以外が死に絶えました。それに対して注意しなくてはなりません。」


「毒か?」


「恐らく。カルロスがDMとの会話…というよりも一方的な宣言だった によると彼はDMによって特別に命を助けられたらしいです。 そして彼は、結論からいいますと、ルールを作るからそれを守れ、破ったら侵略する と伝えられたとのことです。」


「一応そのルールとやらを確認はさせるか。まあ、律儀に守る必要も無いだろうがな。所詮は虚仮威しだろう。

勇者たちに攻略させよう。あの者たちは確かスキル 毒耐性 がある筈だ。それに実力も申し分無い。」


「しかし、万が一勇者たちに何かが起こっては不味くないか? 彼らは数十年ぶりの()()()()出身の勇者であろう?」


「その時はまた召喚すれば(よびだせば)よかろう。 王よ、よろしいですか?」


「うむ。よきに計らえ。」


「わかりました。至急手配します。」


会議が終わり、会議室から次々に退出していく大臣をはじめとする国の重鎮達。


「まったく。若いDMが調子に乗りおって。」


王以外に誰も居なくなった会議室に声が響いたこの瞬間、田中のダンジョンへの攻略が決定した。

豆知識

ここら辺の国々は金銭的、名誉的な野心はありますが、領土的野心は少なく、国と国の間にどちらにも属さない土地(金にならない)があるのは彼らにとっては普通のことです。


チンピラ貴族ことティーン親子はその悪名が国のトップまで広まっており、一切の敬意は払われません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ