第13話 お別れ
俺は帰ってすぐにダンジョン改築に取り掛かった。 実はギルドの掲示板に俺のダンジョンを攻略する大規模な依頼(強制)があったのだ。 何でもそれは前よりも大規模で、1,000人を越えるらしい。俺ももう少しランクが高ければ自分のダンジョンに攻め込まなければならなくなるところだった。
5階層追加し、そこにゴースト系モンスターやゴーレム系モンスターを放ち、相手を疲弊させるよう指示を出す。そしてさらにとある仕掛けをつける。これで1,000人だろうと問題ない。
一通り対策が終わると重要なこと、我がダンジョンに女の子を連れてくるのを忘れてたことに気づく。
「あっちゃー 完全に忘れてた。 また今度かなあ」
「フッフッフッ田中君、今こそ最近居ないものとして扱われている僕、ドニストの出番だ!僕に任せたまえ!伊達に四桁近く送り込んで無いからね。さあ、行ってみー」
「やらせません!」
ドニストが急に召喚しようとしたら初めて聞く声。
「急に失礼します、田中様。 ドニストの悪事の証拠が沢山出てきまして。 彼を連れ戻しに来ました。 申し遅れました。 私、ドニストというごみが抜けた、真なる神です。 どうぞお好きにお呼びください。」
新しく神が出てきた。 彼?彼女?が言うにはドニストは勝手に数多くの人を異世界に転生、転移させ、しかもその観察に夢中になるあまり元の職務を蔑ろにし、そのせいで必要以上の自然災害が発生しているとのこと。 更に勝手にとある人間に干渉し、俺やドニストの事やその他の人達の事を小説として書かせているらしい。 これは俺的には大丈夫だ。 むしろ俺の物語を楽しんでくれる人がいるなら。
「取り敢えず、ドニストには罰として全世界の拷問器具三週旅行が待っているのでつれていきます。では私はこれで。」
「や、やめろ! 僕たちは1人だったじゃないか。 僕だけの責任ではない!」
「問答無用です。」
「イヤー本当すみません、許してください勘弁してください、あれはほんの冗談だったんです、若気の至りだったんです、少し位遊んでもいいかなあって、でもやっぱり僕だけの責任ではない…いやいやいや、僕が悪かったです、だから許しああああぁぁぁ!!」
ドニストはかなり抵抗したが真なる神には勝てず、あっさり連行されていった。 さらばドニスト、君の死は3日は忘れない!
田中君は結構薄情な一面が有ります。
豆知識
神は元々1人でしたが、そもそも神は二重人格でした。




