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プログレス ダンジョン  作者: 水竜ルグス
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第1話 神の誘い

俺の名前は田中太郎。え?酷い名前だなって? 俺もそう思う。俺じゃなくて親が決めた名前だから。

俺が小学生のときに、“自分の名前の由来を調べよう”という課題が出されて親に聞いたら、「酒の勢いでつけちゃった…ごめんな。」 酷い由来だった。一応、罪悪感があるようなので許してやったのだ。 話が逸れてしまった。 そんな俺も今は高校2年生。 名前でいじられる事以外は極々普通の男子高校生だ。 俺は最近、ネット小説にハマっている。 内容はダンジョン制作物だ。 そんな俺はある日、こう呟いた。 「俺もダンジョン作ってみてーなー」そうすると謎の声が聞こえてきた。

『そこの君!作ってみないかい?ダンジョン!ああ、私の名前は…無いや!好きに呼んでくれたまえ!職業は神!君が望むなら私が管理している剣と魔法の世界でダンジョンマスター(DM)にしてあげるよ?ちなみに、私がそうしてあげる理由は、君がダンジョン制作物の小説を読むのが好きなのと同じで、興味があるのだよ!君がどんなダンジョンを作り、運営するのかを!ああ、心配しないで?この世界に未練があるだろう。そこで私が“行きたいと思う君”と“行きたくないと思う君”を上手いこと二人に分けて“行きたいと思う君”だけを向こうに送るから心配しなくて良いよ?さあ、どうかな?』と男か女かよくわからない声で、一気に言われた。俺は少し考えたが、神さまが不安要素を取り除いてくれたので、俺の答えはただ1つ。 「え~と…神さま?是非お願いします‼」すると『OK!向こうに着いたら“メニュー”と言うんだよ?そうすれば君の疑問もすべて解決するから!それじゃあ、楽しんで行ってみよう!』テンション高いなあという感想を抱きつつ、俺の意識は遠くなっていった。

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