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#4 浜松旅行-2

やあやあ諸君、オレの名はガイア=ヴレエール。闇属性の聖騎士さ。ここは廃れた都市。楽園の霊を呼び覚まし我が一族の長として、オレはある男と対戦する。男の名はダークドラグーン。竜属性の隻眼だ。

「遅いな、ダークドラグーン。」

「…」

なぜ応答しない?ならば!

「エクソンフレイムトルネードッ!」

「…」

まさか!魔法結界…。


「…起きろよもやし」

ナレーション変わりまして舞崎がお送りします。こっそり柊念の夢の中に侵入してやっただけだ。しかしテレパスにこんな使い方があったのは新発見だ。

「ダークドラグーン!何故ここに…」

魔法結界で夢の外へ転移したのさ。

「流石は隻眼の持ち主…。」

やれやれ。


浜松旅行2日目。普通に浜松市街地を遊歩する日程だ。ホテルから駅へ移動、まずはみんな大好きゲームセンター。『太鼓の鉄人 ブラックver』で某マイバチ所持者(瑠車)が止まり、ボク達はパンチングマシン。

「オレの波動の力を見たまえ。えぇーいっ!」

60kg。女性の平均だ。

「お、オイ!笑ってるお前らもやれよ」

「じゃ私からー」

根岸。85kg。男子高校生並のパワー。

「私はいいかな?」

楓織。0kg。ダークマター並のパワー。

「てりゃ」

凪那。45kg。幼稚園児並のパワー。

「私はいい。真弦くんとか強そうじゃない?」

「先にお前やれよ」

ボクもお前がやったらやる。

「わかったよ…」

音聖。82kg。スポーツ女子並のパワー。

「じゃ、遠慮しないからな」

真弦くん。995kg。ゴリラ並のパワー。惜しいな。んじゃボクもやりますか。

舞崎。999kg。カンスト。

「なんだ?俺も!」

瑠車。999kg。超能力者並のパワー。


真弦くんと柊念が超ニズムをやりたいらしく、仕方なくボク達は超ニズムのコーナーへと向かう。やはり瑠車は強すぎるな。ボクの父親そっくりだ。

「すごーい!譜面全然見えないね」

根岸そりゃそうだ。体で隠れてるからな。

「舞崎くんはやらないの?楽しそうじゃん。」

「やってみようかな…。」

さてと、超ニズムの一連の遊び方を説明しよう。100円硬貨を入れる。Imyme(アイマイミー)カードを専用の読み取りリーダーにかざす。画面の指示に従ってお手元のタッチパネルを操作。よかったらそっちの世界版の超ニズムもやってみてね。楽しいよ。

「レート15.82…?それ誰のカード?」

真弦くん、いい質問だ。ボクのカード。

「友達に借りたんだよね。ボク下手くそでレート低くて恥ずかしいから」

(これは内密?)

音聖、いい質問だ。内密に決まってんだろ。

「へー。ちょいプレイみせてよ。アドバイスしたる。」

「曲投げてよ!」

「じゃあ『conpensation』のmaster。あれは個人差でるからなー。」

conpensation。日本語で「代償」。難易度を表すレベルは14(最高難度)。度重なる変調に最後の全押しの狂気。詳しくはそっちの世界版の超ニズムで調べて頂きたい。因みにconpensation自体はそっちの世界版の超ニズムにはない。

「それそれ!まぁS取れたら上手い方だな。」

Sとはスコアランクのことである。D,C,B,BB,BBB,A,AA,AAA,S,SS,SSSの種のランクがあってSは大体捌ければとれる。因みにボクはこの曲をAJ(ALL JOKE)でクリアしたことがある。詳しくは以下略。因みにAJでクリアするとランクはSSSだ。

結局SSSでクリアした。

「アドバイスの必要なかったわ!」

そうだな、プラレ。

「そのCN(プレイヤーネーム的なやつ)、お前指押しの神?動画でみたぜ」

巷ではボクはそう呼ばれている。

「あー!指押しの神」

真弦くんも知ってるのか。厄介だな。


音聖以外の女子は違う世界の住民だったのか瑠車と太鼓の鉄人をやりに行ったしボク達も疲れて超ニズムトークで時間つぶしなうだから、皆で昼食を食べに行くことにした。『舞ゼリア』。

「んじゃ名前書いとくから座ってて。」

満席なのか。てか漆黒の覇者(様)ってなんだよ。

舞ゼリア。驚きの安さと品揃えを兼ね揃えたファミリーレストラン。その割にはまぁまぁ美味い。特にマルゲリータはファミレスの域を超えている。

「ねね、おにーちゃん」

呼び方変わりすぎだろ。

「ピザかパスタ?」

ピザ派である。

「肉か魚?」

肉派である。

「厨二病か筋肉?」

質問の質がよすぎて答えられん。

さて、柊念の黒歴史がまた一つ刻まれる瞬間だ。

「8名様でお待ちの…漆黒の覇者様」

草を禁じ得ない。辺りは大草原だ。

ドリンクバー。一定の額を支払えば全ての飲み物を好きなだけ飲める。舞ゼリアは相当安いから、ドリンクバーは定番メニューの1種となっている。

「0円カルピス作ろうぜ!」by凪那

犯罪です。

「ソーダとコーラ混ぜようぜ!」by瑠車

甘くてフレッシュ。

「ソーダコーラのサイダーだろ」by柊念

炭酸強めの甘いフレッシュ。

「ソーダコーラサイダーのコーヒーだ!」by真弦くん

炭酸強めで甘苦いフレッシュ。

「ソーダコーラサイダーコーヒーにカルピス!」by音聖

炭酸強めで甘苦酸っぱいフレッシュ。

「ソーダコーラサイダーカルピスコーヒーに烏龍茶」by楓織

炭酸強めで甘苦酸っぱい落ち着きのあるフレッシュ。

「ソーダコーラサイダーカルピスコーヒー烏龍茶にピーチティー!」by根岸

炭酸強めで甘苦酸っぱい落ち着きのある爽やかフレッシュ。じゃあ、

「ソーダコーラサイダーカルピスコーヒー烏龍茶ピーチティーに唐揚げ!」

「唐揚げじゃなくて芋だろ!」

キリがない。

結局普通に注文して普通に食べた。その後ショッピングモールにきて普通に買い物…。

「コーデ対決!しようぜ」

優勝は楓織決定だな。

「俺は絶対負けるな!」

瑠車は絶対負けるな。

「審査員楓織!」

「い、いいよ?」

柊念の頭の回転だけは侮れない。

「じゃスタート!」

スピーディーだな。


ボクはテレパシーで今の流行を一瞬でキャッチする。てかさっきから着いてくるリスはセンスなさそうだな。もう私服の時点で黒いフード付きトレーナーに黒いロングスカートに黒いコンバースシューズだから黒い剣士に憧れているのだろうか。

「りゅうちゃんのコーデセンスありすぎ!」

そりゃ周りの10代男子の全てを詰め込んだコーディネートだからな。

「なんか教えて…?」

仕方ない。今年の女子のトレンドは肩だしファッション。インナーは少しラフに、アウターは腰まである肩だしTシャツ。ミニスカに靴下は下げる。靴は白いやつ。

「ありがとー!」

一応インプットはされているようだ。


「結果発表!7位は…」

なんか屋上の駐車場ってセンスいいね。

「瑠車」「やっぱりー?」

デスヨネ。迷彩服。

「6位は…凪那」「マジスカ」

妥当だ。全身青だし長袖は季節感に欠ける。

「5位は…根岸」「ちょまじ??」

ここはキャバクラじゃないんだぜ。

「4位は…真弦」「はい」

なんか惜しい。半袖パーカーはよき。

「3位は…音聖」「えー!1位じゃない…」

当たり前だ。靴は白いだけでスポーツシューズじゃないか。

「2位は…柊念」「当然だァ」

ボクに負けるのも当然だな。

「1位舞崎!トレンドが完璧!凄い!」

説明しよう。舞崎のコーデはこちら。

黒いシャツで白い紐通しベルト。インナーはお腹をだす。白めのピチピチジーンズに靴は紅色のショート。


因みに1位だけは1日これで過ごすらしい。何とも言えないアレである。



次回「浜松旅行-3」

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