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はじまりⅢ

 

 目の前で人が死ぬ瞬間を見た生徒たちは、悲鳴をあげる者、泣きわめく者、方針状態になっている者の様々だった。


  僕、河下(かわした)(れい)も、その例外では、なかった……。


  しかし、僕の左隣りの神風隼牙という男は、この状況を冷静に見つめていた。


  「隼牙くん、何故君は、この状況の中で冷静でいられるんだい?」


  「・・・・・」


  反応がない……。


  僕は、質問した後に思いだした。

 

  (そういえば、隼牙くんは、無口だった。)


  「始まったか……」


  僕は、隼牙くんが小声で言ったことが、よく聞き取れなかった。


  ********


  俺は、一度は、冷静さを失ったが、徐々に冷静さを取り戻し、倒れた坂本先生に駆け寄ろうとした。


  それと、同時に怯えた顔を隠しきれていない厚也も立ち上がって駆け寄ろうとした。


  『そこの2人、ホームルーム中だよ! 座りなさい』


  教室に設置されていた、最新の液晶テレビのモニターに、人を馬鹿にしているような、アホ面仮面を着けた謎の人物が現れた。


  その謎の人物は、耳障りな機械音を合成したような声で喋った。

 

  『その、何だったけ? 坂本先生? はね!

 僕の使いの者が回収しますので触ったら、君たち2人死刑ね!』


  俺は、黙って席に戻った。

 

  しかし、厚也は、納得出来ない様子で謎の人物を問いただした。


  「お前は、誰なんだ! 何故、こんなひどい事するんだ!?」


  『ぷっふw君〜、顔面が涙でいっぱいじゃないか〜。ウケる〜……

  君をからかうのは、今は、止めて……説明してあげよう! 僕には、名前は、ないよ!

  でも昔は、《そいつ》って呼ばれてたよ!

  後、何故こんなひどい事するかって? それは、秘密だよ〜♪」


  《そいつ》は、何一つ、厚也の質問に対する答えをまともに言わなかった。


  厚也と《そいつ》のやり取りの間に、教室の生徒たちが半数以上、落ち着きを取り戻していた。


  それでも、まだ、数人の生徒が泣いたり、悲鳴をあげたりしていた。


  『もう、うるさいなぁ……いい加減泣き止んでくれない? 話しが進まないよ……もう、いいや……今から10秒数えるからその間に泣き止まなかったら死刑ね!』


  《そいつ》は、死へのカウントダウンを告げ始めた。

 

  『10、9、8、7、6』


  俺は、この状況は、かなりまずいと思い、泣いてる生徒に呼び掛けた。


  「今すぐ、泣くのを止めろ! おい! 泣くなー!!」


  『5、4』


  俺は、焦っていたため、説得が上手くできなかった。


  俺が焦っているのを見て、ため息をつきながら、花咲(はなさき)花音(かのん)は、落ち着いた雰囲気でこういった。


  「みんな……あの、アホ面仮面に先生殺された復讐しなくていいの?」

 

  『3、2』


  「私は、あんなに親身に接してくれた、坂本先生の仇討ちしたいけどな……とりあえず、今は、泣き止もうよ!」


  花音の説得で、生徒たちの涙が自然と消えた。


  『1』


  『ばしゅしゅしゅしゅ』


  その奇妙な音の後、麻木(あさぎ)俊介(しゅんすけ)加納(かのう)大地(だいち)須田(すだ)(きよし)浅沼(あさぬま)慶子(けいこ)田中(たなか)由恵(よしえ)の5人が突然倒れた。


  『うーんとね、その5人は、泣き止んだけど、一番長く泣いてて腹が立ったから、毒針を飛ばして、殺しちゃった♪ てへっ♪ 後、このホームルーム中泣いたら、さっきの、5人と同じで死刑だよ♪』


  「ふざけるなぁぁ! お前は、人の命をなんだと思ってるんだ!! 一体何なんだよ? はぁ? なんだよこれ……おかしいよ……」


  《そいつ》の理解不能な行動に厚也は、混乱と怒りが混じりあった様な、状態になっていた。


  『混乱している、アホは、放っておいて。今から5人と先生の死体を、僕の使いの者が回収するから、逃げたり、妙な行動したら死刑だから気をつけてね!』


  厚也は、もちろんのこと、俺を含め、この異常な状況についていけず、混乱している生徒がほとんどだった。


  『シュルシュルシュル』


  《そいつ》と同じ格好の者、恐らく、《使いの者》が6人入ってきて、死体を回収した。


  そして、《使いの者》が教室から出ようとした瞬間……


  「せめて、あいつらのために一発は、殴ってやるっ」


  厚也が《使いの者》に突っ込んでいった。


  (まずい……このまま厚也が《使いの者》を殴ったら……厚也が……死刑に……)


  「やめろ!! 厚也ぁぁあ」


  俺は、厚也を止めるために席から立ち上がった。

 

  (立ち上がるのが遅かった……間に合いそうにない)


  『シュっ』


  『ボゴォ』


  鈍い音がなった。


  俺は、大事な友達を止めることが出来なかった。


  しかし、違った。厚也が倒れている。あの鈍い音は、隼牙が厚也を殴った音だった。


  「お前は、バカか?」

 

  隼牙は、倒れている厚也に軽蔑するような目で見て、自分の席に戻った。


  「隼牙、厚也を止めてくれてありがとう」

 

  やり方が強引だったにしろ、大事な友達を止めてくれた隼牙に俺は、感謝の言葉を、言った。


  「・・・・・」


  隼牙の反応は、なかった。

 

『キンコーンカーンコーン』


  いつも学校で聞く、ホームルーム終了のチャイムが突然鳴った。


  『あーもう、ホームルーム終わっちゃったじゃないか! しょうがないなぁ、今から10分間休憩タイム!!! トイレ以外のことで教室出たら死刑! 妙な行動したら死刑! じゃ、また、一時間目に会おうね! みんな!』


  《そいつ》の発言に俺は、ある1つの答えを見いだした。


  4月27日、日曜日、そう、この日は、いつもと同じ時間に授業があり、いつもと違う危険な授業があると……。


  もう、逃げることは、できない。


  クラスの皆で団結して頑張るしかない。


  坂本先生や他の5人の様な犠牲者を出さないためにも……。


 


 午前8時45分


 死者 5人+先生


 生存者 男子17名 女子8名 計25名




 


 


 




 


 

 




 


 

 


国語力のない、この小説を読んでくれた事に感謝感謝です。

良ければ、感想やアドバイスなどを言ってください!

今後 ともよろしくお願いいたします!


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