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【プロットタイプ】胎児の様に眠れ

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

泣いた後と、寝過ぎた後って似た感じ。

自律神経ぐっちゃぐちゃ。

普段活きの良い私が先日、徹底的に体を壊して会社を休んだ。この『徹底的に』というのは、空元気さえ通じない程という意味。つまり座っているだけでもキツイ、という事。

だから帰って来てからも、瑠衣の羽毛布団を片手にリビングで眠り続けた。けれども本日は出社した。


帰って来て、必要最低限の事を行った後は、昨日と同じ様にごろ寝をする。胎児の様に丸まって眠るその様は、犬と言うより猫の寝相に近いだろう。するとその様を観察していた瑠衣が近寄って来た。

「昨日はさ、眠るか寝そべるかの何方かの事しかしてないから、朝から頭痛がしてた」

お昼近くまで寝て、一人でご飯食べて、寝そべって出来る趣味をして、また寝て。それでも夜は眠くなった。『寝れば寝ただけ眠れなくなる』という事がない。『寝れば寝ただけ眠くなる』のが私である。

あぁけれどもまぁ、ツケはきちんと回って来た。 朝、変な時間に目が覚めた。意識が夢と現の間をただ彷徨った。目覚ましが鳴る頃には強い酩酊感に襲われていた。

寝過ぎて気持ち悪い。頭に血が登って気持ち悪い。解消するには血を降ろさなきゃ駄目だ。けれどもまだ寝てたい。そんな頭痛を抱えたまま、無理矢理体を起こした。

会社に行って、仕事をすれば、全て解決すると思っていたのに、結局良くならず、頭痛は続くし、眠気も引き摺っていた。

「なんか……泣き疲れた後みたいな疲労がずっと続いてた。泣くって疲れるじゃん? 眠くなるじゃん? 頭が痛くなるじゃん? もうずっとそんな感じ」

シャワーを浴びて、筋肉が弛緩すると、もう力が切れた様に眠くなる。このまま胎児の様に眠ってしまいたくなる。

「良くないね。自律神経ってすぐ乱れちゃうから」

寝過ぎてもそう、泣いてもそう、ほんの些細な事で自律神経は乱れて、疲労を呼ぶ。完膚無きまでに体を壊して、ただ安らかな眠りを呼ぶ。

「疲れたなぁ……。ねぇ瑠衣たん、何時も私を座布団にするんだから、今日は瑠衣たんが膝枕してよ」

寝返りを打つと、立膝を着いた瑠衣がそこにいた。無表情に此方を見下ろすその様から、表情を読み取る事は出来ない。

「好きにしろ」

どうやら片あぐらの上に頭を乗せろという事らしい。だから芋虫の様に這って、頭を瑠衣の膝の上に乗せた。

「かってぇわ」

枕なしで眠る人間には、ちとキツイ。

それでも文句を言った私に対し、瑠衣は何も言わずにそうさせてくれた。次に目を覚ました時には、私は布団で眠っていた。

寝過ぎた後と、泣いた後って、同じ感じ。自律神経ぐっちゃぐちゃ。

物凄く疲れるし、眠くなる。起きてられない。

その愚痴を瑠衣にぶつけてます。

頭痛い〜。泣いた後と同じ〜。気持ち悪ぃ〜。って。


だから今だけは程々に付き合う事にしてます。

『此奴マジで疲れてんなー』って。


何時も振り回している様に見えて、鏡花の我儘にもそれなりに乗ってくれるんですよ。気が向いたら。

文句言われても言い返さないし、布団まで連れてってくれるし。


ダメになりそうな時、何時も、助けてくれる〜♪

※○○が大事。

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