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【プロットタイプ】何を寄る辺にすれば良いのだろう

作者: 秋暁秋季
掲載日:2025/03/29

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

生々しい小説を好むのは、期待が混ざっていないから。

あんまり期待して欲しくない。

其れが叶わぬ願いなら尚のこと。

誰しも理想というものが存在する。いや、理想ではなく、ある意味願望なのかも知れない。『あぁなって欲しい』、『こうなって欲しい』、という甘い欲望。

其れを自分に向かって課し、行動する事は自身の向上に繋がる。何せ願望だけに留めていたら、何も変わらないから。ただの夢物語で終わってしまうから。

けれども其れを誰かに向けるという行為は、その負担を誰かに押し付けている事に繋がるのでは無いか。其れに疲れ果ててしまったのが、諭羅なのでは無いか。

其れでも俺は、その手綱を自分の力で振り払って欲しい。……あぁこれもただの願望だな。


今日も今日とて諭羅の小説を読む。諭羅の小説は生々しく、現実を嘲笑したものが非常に多い。今日も例外ではなく、描かれているのは、冷たく生々しい現実。親に期待を掛けられ続けた子供が、壊れて元に戻らなくなってしまう話。諭羅の両親の話を聞いても、毒親だと感じた事は無い為、これは一種のメタファーなのだろう。

諭羅の顔を見る。何時も通りの穏やかで、優しげな顔だけがそこにあった。

「これは隠喩か?」

「隠喩でも何ものでもないよ。ただ見聞きしたものをそのまま書いただけ」

その割に、此処に描かれた慟哭は随分と生々しく思える。

――あまり期待を寄せるな!! 願望を押し付けるな!! 自分が出来もしない事を私に、私に課すな!!

その余りにも悲しく、苦しげな言葉は、今の諭羅に重なるのだ。

真面目で優しく、そして繊細な彼奴にはこの世界は余りにも汚れ過ぎている。そしてその汚れに耐えられなくなって、暴れ続けているようにも思えるのだ。

「でも……優等生演じるのも、楽じゃないよ。『だったら降りれば良い』なんて、何も知らない子達は言うかも知れないけれど、そんな簡単な事じゃないんだよね。

優等生の怒られ方と、それ以外の怒られ方、全然違うんだから」

甘く、縋り着くような言葉。きっと誰よりも助けを求めている。でも俺はそんな奴に掛ける言葉なんて知らないから、ただ何時もの様に突き放す言葉を掛ける。

「其れでもその道を選んだのはお前だろう」

「分かっているよ。だからこうやって苛立ちをぶつけるの、許してね? それさえ許され無くなったら、私は何を(よすが)にすれば良いのだろう?」

下はR15で参ります。ちょっと下ネタも入ってるので。生々しくいきたいので。


期待されて嬉しいよ? 貴方はそうじゃないの?

というお言葉に返答します。

私がお伝えしたいのは、

『暇なら夕飯、最低でも十品作れるでしょ?』

『女性の体重は三十キロ以下に抑えられるでしょ?』

『なんで察してくれないの? そんな事も出来ないの?』

『なんでこのサイズでDカップはない。せめてAでしょ?』

『これぐらい出来るでしょ? だって貴方は〇〇なんだから』

やって当たり前、出来て当たり前、『なんで出来ないの?』こういう期待。


割と溢れ返ってません?

そういう情報の根源って、大抵生身の人間よりも、雑誌とか漫画とか、実際に生身の人間と接したことの無い情報である事が多いんですよ。


だから同じ媒体を使って、『そんなんじゃないよ』という毒気が欲しくなる。

この世に存在する全ての媒体が理想で固められてしまったら、『きっとそうなんだ』『現実もきっとこうなんだ』って思われてしまうから。たまに思われているから。


勘違いして欲しくないのは、『アニメや漫画、小説を現実に全て準じろ』という訳ではないんです。

ただ其れを鵜呑みにして、読み手がその空想を現実に押し付けて欲しくないって事です。


自分が出来もしない事を『貴方は〇〇なんだから、出来て当然』と期待されるのは辛いよね? という話。

『出来ない事がある』『其れをするのは酷く大変』『せめて願うなら、貴方もその苦労を知って欲しい。知った上で期待して欲しい』という小説です。


女性が生理について、良く議論なされるのはこれが原因。

『貴方は私じゃないじゃん』『この苦しみを知らないじゃん』『なんでそうやって決め付けるの?』という感情から来るもの。

分かって欲しいな。一人でも多くの人に。

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