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神と魔法と転生が、世界を結ぶ物語。  作者: 安全シフト
第四章 龍王動乱編
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59話 偽りの龍-②

先ほどの漆黒の龍よりかはサイズも小さいが、量が多い、異常なまでに。しかも性質自体は先ほどと変わらないという。


「まぁ、性質が変わらないといっても攻撃威力とかは落ちてる。一体ずつ慎重に倒せば問題ないだろ。」

「その方法がないっていう話じゃないんですか。」

「そうだとも。」

「そうだとも。じゃねぇよバテン。マジでどうするんだよ、この状況。」

「どうするも何も、一体ずつ倒していくほかない。」

「倒せないんじゃなかったのかよ。」

「一応、魔法に関しては大幅軽減されるだけで、攻撃が通らないわけではない。」

「軽減率は?」

「計算:魔法攻撃ダメージ軽減率は99%小数点以下切り捨てです。」

「意味わからねぇんだけど。」

「あまり使いたくはないんだが・・・」

「だが?」

「あの龍は能力者の能力によって作られ、その素材としてカオスのカオスエネルギーを使用している。ということは?」

「なるほど、付和の能力操作が効果的な可能性があるということか。」

「そう、しかし彼女の能力は能力、もしくは能力者自身に触れることが前提条件だ。」

「なら、龍に触れれば終わりじゃない?」

「残念ながら、龍はすでに作り終わったものであって、能力ではなく現象に置き換わっている。」

「よくわからないが、要するにあの能力者に触れなきゃだめだということか。」


無理である。絶対に無理。そんなことをしたら死んでしまう。

と、思ったが、バテンの空間操作の能力を使って周りを囲って移動させれば行けるのでは?


「無理だな。さすがに、空間断絶等があの数の龍相手に耐えるほどの耐久性があるとは思えない。」


はい、無事終了。どうやっても勝てません。


「・・・うーむ、どうしたものか。コスモスエネルギーねぇ・・・」

「コスモスエネルギーって作れたりしないの?」

「・・・あ、それだ、作れるわ。よし、作ろう。」

「作り方は?」

「コスモス・・・要するに秩序だ。秩序ある空間を作ればいい。」

「おぉ!なら、バテンの力で一発で・・・」

「空間は作れるが秩序ある空間は作れねぇよ。」

「だが、まぁ、今回は使命持ちがいる。おい、ヒカリ、お前は秩序ある空間を作れるか?」

「え?何のこと?」

「・・・」

「バテン?」

「いや、使命持ちならできるはずだ。やってみよう。」

「本人がやり方わからないのに?」

「ヒカリ、いいか、今からお前をカオスの本体近く、可能な限り近くに転移させる。」

「え?は!?」

「だから秩序ある空間を作り出せ。頼んだ。」


次の瞬間、ヒカリの姿が消え、代わりにカオスの本体のすぐ横にヒカリが現れた。


「ヒカリを殺す気か!?」

「べつに・・・最も効率的なやり方だ。」

「補足:同時に最も危険でもあります。」


ほら、言われてるよ。

とにかく、近くに転移させてどうなるのかは見ているしかない。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「なんなのあいつ!絶対に許さないんですけどぉ!?」


今、ヒカリには史上最悪レベルの命への危険が迫っている。

簡単に言うと、龍もどきの集団の中に投げ込まれたのである。そして、すぐ近くにはそれを操る本体。


「あうわあぁぁぁ!どうしよう!何もできないんですけどぉ!!!」


龍もどきが光に向かって突っ込んでくる。


「止まって!止まって!ねぇ!止まっててばぁ!」


そして、その龍もどきがヒカリを飲み込む・・・ことはできなかった。


「っー!・・・・・・へ?」


ヒカリに触れた瞬間龍は消滅し、跡形もなくなってしまったのである。


「あー、なるほど、私に向かって龍が突っ込めば龍が消滅すると、原理はわからないけど、とにかくここに突っ立っておこう。」


ちなみに、転移させられたが、ヒカリに空中浮遊系統の魔法は使えないため、動くと自由落下するのである。(現在位置で座標が固定されているため。)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「おー、うまくいったね、よかったよ。」

「棒読みになってるぞ。」

「使命持ちだからいけるかなって思ったら大丈夫そうでよかったよ。あいつがコスモス側の使命でよかったわ。コスモスかカオスかは賭けだったからね。」


バテン曰く、均衡の島に関する使命持ちは二人いるらしく、コスモスとカオス、どちらかがどちらかのエネルギーを持っていることまではわかっていたらしい。で、もしもコスモスエネルギーをヒカリが持っていた場合、あの龍もどきたちを一掃できると考えていたらしい。

ちなみに、もしもカオスエネルギーの方だった場合、龍の力が増幅していたらしい。怖いね。


「まぁ、この調子で龍をつぶしていけばいいか。あ、ヒカリ、お前に浮遊系魔法強制的に覚えさせるから頑張っててくれ、俺たちは本体を叩く。」

「バテン!何勝手なこと言って・・・痛!なんか頭すごい痛いんですけど!」

「情報量が多いからな、それじゃ、頑張ってくれ!」

「ふっざけんなぁ!」





「さて、本体、いや、その前に、あの依代となっている人をどうするかという問題なんだが。」

「提案:依代からカオスを取り出すには、依代が行動不可能になることが条件です。やりすぎても依代が壊れ、やらな過ぎても依代が即時回復します。よって、俺の提案は・・・」

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