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神と魔法と転生が、世界を結ぶ物語。  作者: 安全シフト
第二章 独裁統治編
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19話 新武器

さて、アリス様といろいろ話した日から3日たった。


昨日とおとといは家でずっとゴロゴロしてしまっていたので、そろそろ外に出なければと思う今日この頃である。

というわけで次はギルド支部のある場所、荒廃の聖地を散策しようと思う。

さて、さっさと転移してギルドに赴こう。


というわけでギルド支部にやってきました。

さすがにキルトはずっと支部にいるわけにはいかないだろうからいないだろうけど、スイアと情徒を探そう。


「あ、快成じゃない!もう、なんで全然ギルドに顔出さないのよ!」

「まぁまぁ、転生したばっかでどうせいろいろとやることがあったんだろ。」

「もちろんその通り!」


ゴロゴロしてたなんてあまり人に言えたものじゃない。


「そういえばあの後はどうなったのか知ってる?キルトとOTSで処理しちゃってたから、どうなったか知らないんだよね。ずっとギルドにいそうな2人なら何か知ってたりしない?」

「俺らが知ってるのはあの後OTSが女王のもとに戻って今回のことをなんかうまく処理してるってことぐらいだね。」

「アトちゃんはあの後、キルトが保護してて今は安全だって話は聞いてるよ。」

「なるほど、ところで、何かあの後連絡は来たりしてる?」

「いや、まったく来てないわね。」

「まあ、俺たちもその方がゆっくりと休暇を取れていいといったものだよね。」

「そうだ、あなたまだこの町全然見てないでしょ。一緒に買い物行かない?」

「お、そうするか、ほら、来なよ快成。」

「あ、ちょっと置いてくなって!」





「で、ここが食べ物屋さんがいっぱいある場所で、こっちが洋服屋さんが多い場所、で、ここが武器屋さん。」

「お前は最初から剣やら魔導書やらなにやら持ってるから今は使わなくてもよさそうだけどな。」


全部セブンからもらったやつよこれ。たぶん全部危険だよきっと。


「いや、この武器は諸事情であんまり使いたくないから、新しく武器を買っていこうかな。」

「あ、そうなの?ちなみに所持金はいくら?」

「金貨だいたい100枚。」

「誰からもらった、そんな金。」

「私たちがおごろうとしてたのに、出し抜かれたか。」

「アリス様から50枚キルトさんから50枚ずつだけど。」

「とにかく、金貨は使いにくいから後でギルドで両替しておきな。」

「あと、金貨のうちの90枚くらいはギルドに預けておきなさい。」

「あ、やっぱりこれって大金・・・」

「まだ、前回の依頼料もらってないのになんでなのよ。」

「まぁ、それだけ高級な武器が買えるからいいじゃないか。」


ということで入店。

厳ついおじさんがいる。たぶん店長。


「ヘイダルおじちゃん。こいつに似合う武器選んでくれない?」

「私からもお願い!」

「おう、分かったぞ、二人とも常連だからな、秘蔵品を出してやってもいいぞ。そこの坊や、どんな武器を使うんだい?」


たぶん性格は厳つくない、大丈夫そうだ。


「えぇっと主に剣と魔法を、一応大体の武器は使えるつもりですが。」


セブンにひどい訓練されたからね。その中には弓の訓練とかもあったし。


「おぉ、最近の若い子はなんでもできるのか、すげえなぁ」

「ヘイダルおじちゃん、たぶん快成がおかしいだけだと思うよ?」

「何?快成っていうのかい。うちの常連になってくれよ?いろいろとサービスしてやるからな。わはははは。」

「あんな感じのおじさんなんだ、悪くない人だから、うまく付き合ってくれ。」


ヘイダルがちょっと待ってろ、といい店の奥へと入っていく。

そして、奥にいるままヘイダルが話しかけてくる。


「おい、快成だったっけか、おまえどんだけ金出せる?」


金貨百枚持ってるっていうのは言えないよな。


「あ、気にしなくて大丈夫ですよ。ものすごく持ってますんで。」

「お、じゃあ、これを売れるな。」


それは、一つのアクセサリーのようであった。中に宝石が詰められたような感じのアクセサリーである。

なんで『詰められたような感じ』という表現なのかというと宝石かどうかわからないためである。


「へぇ、なるほど。」

「お、スイア、これがどんな武器かわかったのか?」

「いいや、まったく。」

「じゃあなんでなるほどなんて言ったんだよ。」

「これはこの地にあるある遺跡から発見されたものでね。いつでも好きな時に自分の望む武器に形を変えることが可能なのだよ。すごいだろう。さすがは俺」

「それを見つけたのはおじさんじゃないでしょうに。」

「何を言うんだ情徒君!これを競り落とした俺をもっと褒めてくれてもいいじゃないか!」

「きゃー、おじさま素敵ー(棒読み)」

「はっはっはそうだろうそうだろう。」

「なにこれ。」


ともかく、遺跡から見つかったものだなんてとんでもない額しそうである。金貨100枚で・・・あ、生活費もあるから98枚くらいで足りるといいんだけど。


「で、結局どのくらいで売ってくれるんですか?」

「金貨12枚!」

「やっす。」

「「高ぁ!」」

「あれ、俺金銭感覚狂ってる?」

「ま、まぁ、あれだ金貨あんなに持ってるなら買えるだろ。ほら、せっかくだから買っときなよ。」

「いやぁ、この商品なかなか買い手が見つからなかったからなぁ、ほら、鎧もただでくれてやるよ。あ、こっちの性能は普通だけどな。」

「おぉー、おじさん太っ腹ぁ。」


そういうことで、新たな武器を手に入れた。


「ちなみに、この武器名前はなんていうんですか。」

「あぁ、それは発見されたときに近くの石板に記載されてたぞ。えぇっと確か・・・そうそう『アブノーマル・セル』というらしい。なんでこんな名前になってるかは古代人に聞いてくれ。」

「それにしても、おじちゃん。遺跡って言ってもどの遺跡で発見されたの?」

「あぁ、この地の遺跡から出たっていうのはもう言ってあるよな。」

「それで、どこの遺跡だったの?」

「『コア・オブ・セル』と呼ばれる実験場だったと思われる遺跡だよ。」

「初めて聞いた名前ですね。最近見つかったんですか?」

「あぁ、そうだ、つい半月前に見つかっていまだたくさんのお宝が眠っているといわれているよ。そして、初日で採れたお宝はすべて私が買い取ったのさ。すごいだろう。」

「「「わーおじさますごーい」」」

「お前ら、感情がこもってねぇぞ・・・まぁ、そんなわけで快成君、何か困ったときはこの俺を頼るといいさ。」

「じゃあ、たくさん頼らせてもらいます。」

「おぉ、それでいいんだぜ。」


ちなみにこのあと、ヘイダルおじさんは常連が増えたとしてにやにやしていたがために、厳つさがなくなっていたらしい。

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