武器を作るぞ!
突然ですが、皆さんブラックコーヒーとカルピスを混ぜたことがありますか?
やったことがある人は分かるかもしれませんが、あれは絶対にやらないほうが良いです。
今日朝いつものアイスコーヒーを飲もうとしたら冷蔵庫のカルピスが目に入り、
いたずら心がでて混ぜて飲んでみることにしました。
それを飲んだらあまりの不味さに吐いてしまいました。
何かの科学反応があったのかは分かりませんが、その液体からは納豆のような匂いがしました。
これは絶対に止めたほうが良いです。
しかも途中まで書いていた小説も間違えて消してしまい、本当に散々な1日でした。
めっちゃ話が変わりますが、ブクマ登録and評価して頂いた皆さん!
ありがとうございます!!
シュッシュッ
うんいいできだ。
さて俺は今何をやっているでしょう。
簡単にいうと武器を作ってるんだよ。
今回の戦いで痛感したが、やはり武器が無いと辛いということが分かった。
なので俺は簡単な武器を作ることにした。
材料は太くて割りと丈夫な木の枝
以上です。
先ずはこの枝の邪魔な部分を落とします。
次に手から糸を出してそれを糸鋸の要領で先端を削っていきます。
枝の先を鉛筆みたいにトキントキンすればはいおしまい。
あー因みにトキントキンっていうのは愛知県の方言で、
先を尖らせるっていう意味です。
フフフ我の槍ができたぞい!
ステータスを見ると武器作成Lv1が新たに増えていた。
んー武器作成と鍛治って何が違うんだ?
まー予想だと武器作成は武器を作成することに補正がかかるんだろうな。
そして鍛治は恐らく鍛治によってものを作ることに補正がかかるのだろう。
例えば何か金属製品を作るとしよう。
形を整えるために金属を熱してハンマーで叩く。
この場合は鍛治のLvによって出来は左右される。
例えば弓を作る場合。
これは武器作成のLvによって出来は左右される。
推測だが、恐らく大きくは外れていないだろう。
じゃあ刀を作る場合は?
うなもん知るか!
それにしてもこの槍。
かなり丈夫そうだな。
ちょっと練習してみよ。
槍の使い方が分からないので、
とりあえず突きの練習をしている。
蜘蛛相手には槍はかなり有効だと思う。
シュッシュッ
うーんなかなか上手く出来ないな。
・・・やはりあまり俺の武器の才能は無いようだ。
てっきり器用さの補正がかかると思ったんだがな。
人生そう上手くは出来ていないらしい。
Fateのラ○サーみたいに出来ればな。
・・・よしちょっとやってみよ
ラ○サーとアー○ャーの戦いを頭に浮かべながら槍を無我夢中で
振り続けた。
すると案の定槍が俺の手から抜けて飛んでいってしまった。
「あ」
飛んでいった槍は草むらに入ってしまった。
すると、
「ミミミーーーーーーーー!!」
・・・・・
・・・・・
・・・は!
俺は急いでその場所に行くとそこには槍とドロップアイテムがあった。
え?まさかこれ投げた(飛んでいった)槍がスライムの魔石を貫いたのか?
こっこれはまさか!?
ゲイ・ボルグだ・・・と・・・?
やっやべぇ!俺まさか本当にラ○サーになったのか!?
よし!この槍の名前は今日からゲイボルグだ!
・・・おいそこ!ただの木の槍とか言うな!
フフフ新たな相棒ゲイボルグを使って蜘蛛どもを蹂躙してやる!
道中俺はスライムばかり見つけた。
スライムどもは俺を見るなり怯えて逃げ出そうとする。
だが俺はそいつらを追うことはない。
フフフ俺が優しいだって?
そんなわけなかろう。
そう俺はけしてあいつらを追いかけたりしない。
だが!倒さないとはだれも言っていない!
くらえ!ゲイ・ボルグ!!!!!!
俺の投げた槍はスライムの魔石を捉えて貫いた。
ふっこんなもんか
こんな感じで俺はスライムを倒していたのだが
一向に蜘蛛に会わない。
イライラしていると頭上で何かが光った。
次の瞬間上から何かが落ちてきた。
・・・お前らその登場にこだわるのね
そうやっと蜘蛛にエンカウントしたのだ。
蜘蛛はどうやらこちらの様子を伺っているようだ。
・・・はぁ。相変わらずこいつらは用心深くて厄介なやつだ。
今度はこっちから近づいてやった。
蜘蛛は冷静に周りに糸を飛ばして移動した。
ふっこちらも対策ずみなんだよ!
俺はわざと回り込みながら近づいた。
すると蜘蛛は俺から離れるように飛び出した。
狙い通りだ
俺は移動する先を見越して槍を思いっきり投げた。
そう俺の十八番であるゲイ・ボルグである。
蜘蛛が驚いているのが良く分かる。
そして蜘蛛が別の木に着地した瞬間
俺のゲイ・ボルグが蜘蛛を貫いた。
クククどうだ!俺格好いいだろ!
いやー最初の戦いで大体行動パターンっていうのが読めてな、
あいつらは俺を狙う時以外は近づくと俺から遠くに離れようという
習性があるらしい。
相変わらずなチキン野郎である。
つまり俺が周りの地形を利用して蜘蛛を誘導したのだ!!
・・・まー外れてたら武器を失って大分危機的状況になるがな。
それにしても上手くいったな。
俺は急いでアイテムを拾ったが、
見慣れないものがあった。
それは少し歪なナイフのようなものだった。
鑑定
死毒の魔ナイフ
触れただけで死にいたらしめる。
使い捨てナイフ。
うお!
こっこれヤバいやつじゃないか?
しかもすんげーレアっぽい。
とゆうかこんな雑魚モンスターからこんなの出ていいのか?
・・・いつか使う時まで大切に保管するか。
そしてもうひとつ。
これまた少し違うスキルカードが出た。
スキルカード隠密Lv1
隠密
相手に気づかれにくくなる。
隠密以上の索敵を持つものには効果が無い。
おーこれまた便利なものが来たな!
隠密でこっそり近づきながらゲイ・ボルク!
最強だな。
さて後10体ぐらい狩りますかね。
夕方になった。
ふぅやっと終わったぜ。
結果合計12体討伐した。
・・・ちなみにスライムは7体です。
もうはっきり言ってスライムは極力無視してる。
面倒だもん。
蜘蛛のことだが、あれからナイフは出なかった。
やはりあれは超レアアイテムらしく、
ドロップチートを持ってしてもでないらしい。
糸だが、天糸と通常の糸が手にはいった。
通常の糸は町についたら売ろうと思う。
・・・早く町につきてー
そして俺は寂しい食事を終え、眠りについた。
次の朝。
俺は初めてボス級モンスターと戦うことになった。
結局武器を作ったのに飛び道具にしてしまう主人公




