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黒い蜘蛛

こんばんは

日間ランキングを見たらかなり下に載ってました。

・・・えぇかなり下ですよ。

それはそうとして、ちょっと主人公の性格を変えたいですね。

なのでストーリーが進む流れで少しづつ変えていきたいと思います。

もうすこし主人公はスマートな感じのほうがよいと思ったので。

ちょっと言動とかが子供すぎると思いましたw

いわゆる成長する主人公ですかね?

走っていると突然木の上から黒い何かが落ちてきた。


慌ててよけるとどうやらそれは生き物のようだ。


黒いものがかさかさと動いている。


・・・いやけしてGではないよ


それは体全体が黒く、そして8本の足が生えている。


それを気持ち悪くかさかさとさせている。


えぇそうですよ蜘蛛ですよ蜘蛛。


だがそれはただの蜘蛛ではないんですよ。




めちゃくちゃでけぇんですけど!!


えっなにこの蜘蛛!


でかくて黒くてかさかさしてて

生理的に受け付けないんですけど。


うわーこれ女の子なら失神してても可笑しくないレベルですよこれ。


しかも歯をカチカチさせてこっち喰う気満々なんだが。


えーこれ戦わないといけないの?


こっちは拳と秘密兵器である猛毒ポーションしかないんだが。


触りたくないからポーション使うか。


早速アイテムボックスからポーションをだして投げつけた。


それはちゃんと蜘蛛に当たり、中身が巻き散らかされ、

蜘蛛の体に大量に付いた。


余談だがこのポーション実は飲まなくても体に付着するだけで

効果を発揮してしまうのだ。


実は一回ちょっと力を込めすぎて瓶が割れて手にめっちゃついたんだ。


・・・はい勿論猛毒状態ですよ。


あの時はマジで死ぬと思った。


まー事前に解毒ポーションを作っといたから大丈夫だったんだがね。


おかげさまで毒耐性と痛み耐性手に入れましたよ。


だから結果オーライです。


さてそんな強力な毒を浴びたらどうなるか。


答えはスライムのようになるでした。


フフフ毒は最強なんですよ。


苦しんでいる姿を見るために近くに寄ってみるがある異変に気づいた。



蜘蛛が全く苦しんでいない。


しかも何だかさっきより艶々しているような気がする。


異変に気づいたがもう遅い。


蜘蛛は突然糸を吐いて俺の体に付けると、

猛スピードで俺の横を通りすぎた。


「・・・は?」


なぜ今横を通りすぎたんだ。


疑問が沸いた瞬間体に言い様のない激痛が走った。


「ぐっグアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」


痛い 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い


思わず痛みで意識が遠退きそうになったが、

何とか耐えきった。


本当は今すぐにでも気絶してしまいたいが、

それをしてしまったら死有るのみ。


何故痛いのか。


下を見てみるとお腹の部分が横にざっくり切れており中が見えてしまっていた。


思わず吐いてしまいそうになったが何とか耐えた。


良くみると徐々に傷が塞がっているように見えるが

すぐに傷が開いている。


良くみると紫色に変色している。


・・・まさか!


俺は急いで解毒ポーションを飲み、もう一本は傷に直接かけた。


また激痛が走ったが、もとの色に戻ったようだ。


徐々に傷が塞がっていく様子を見ながら下級ポーションを飲んでいると

視界内で何かが動いたのが見えた。


ちっ戦闘中に余所見してたのか俺は。


まだまだ戦闘に慣れていないな。


慌てて俺は立ち上がって距離を取った。


しっかし何故猛毒ポーションが効かなかったんだ?


・・・まさかあの蜘蛛毒を吸収したんじゃないだろな?


あいつは毒の攻撃をしてくるし、

毒を浴びた後妙に艶々していたからな。


ハハハまさか敵に塩を贈るとはね。


ぶちッッッッッッッッッ!!!!!!


俺の何かが切れる音が聞こえた。


「おいこらこの雑魚蜘蛛野郎がああああああああああああああああ!!!

 何でおれのとっておきの猛毒ポーションが効かないんだよ!!!!!!

 しかも痛えじゃねえかおい!!!!!!!」


完全に逆恨みだってことをリュートは気づいていないようだ。


「ハハハぶち殺す!!!」


こちらの武器は己の拳のみ。


だがそれがなんだ!!


物理攻撃があまり効かないスライムを殴り殺した俺だ!!!


拳で殺せない生物はいないのだ!


・・・というかここ剣と魔法のファンタジーだよな。


武器は拳のみとか・・・


俺は全力で近づくと、思いっきり拳を降り下ろした。


しかし蜘蛛はささっと避けてしまった。


やはりか。


蜘蛛はスピード型で、速さで翻弄しながら毒で殺すということか。


ちっ卑怯なやつめ!


さっきまで同じことをしていたのに随分と身勝手なリュージである。


しっかしどうするかな?


速さはあちらの方が上。


しかも厄介な毒の攻撃。


こちらの秘密兵器も使えない。


・・・・あれ?これ詰んでね?


すると今度は蜘蛛が木に糸を吐き付けて高速で移動し始めた。



・・・かっかけーーーー!!!


何あれ!スパ○ダー○ンみたい!


というかマジでヤバイな・・・・







さて俺は今森のなかで気持ちの悪いダンスをしています。


いや正確にはダンスではない。


何のためにそんなことをしているかと言うと、

あの蜘蛛に捕捉されないようにしているのです。


どうやらあの蜘蛛は攻撃するときは必ず糸を吐いてから

高速移動して攻撃するようなのだ。


だから予測不可能な気持ちの悪いダンスを踊っているのだ。


俺は今必死にチャンスを窺っている。


あの蜘蛛がボロを出すときは必ず訪れる。


まだか?


蜘蛛は高速で周りを移動している。


まだか?


蜘蛛は高速で周りを移動している。


まだか?


蜘蛛は高速で周りを移動している。


まだか?


蜘蛛はこちらを伺っている。



今だ!


俺はわざと転けたふりをした。


それをチャンスだと思ったのか、蜘蛛はこちらに糸を吐き出した。


よし!かかった!!


俺は飛んできた糸をアイテムボックスからだした大きな石に

付着させ、横に投げ捨てた。


そうするとどうなるか。


正解は石が蜘蛛の方向に猛スピードで飛んでいくでした。


蜘蛛が何故高速移動できるか。


それは先ほども言ったとおり、糸を使うことによってそれを可能にしている。


そう糸を思いっきり引っ張ることによってその反動で移動しているのだ。


対象に直接糸を吐いた場合どうなるか。


糸を引っ張る反動で対象は蜘蛛のほうに引き寄せられる。


その時勿論対象のバランスは崩れてしまう。


しかも蜘蛛はその時対象に向かって高速で飛んでくる。


つまりこれは不可避の攻撃なのだ。


しかしこれには弱点が存在する。


それは


途中で止まったり方向を変えることが出来ないという点である。


つまりさっきみたいに物に付着させると

その付着したものが自動的に蜘蛛に直撃し、

なおかつ空中でバランスを崩して大きな隙が生まれるのだ。


狙いどおり大きな石が直撃して大ダメージをくらって

バランスを崩して転がり落ちた。


そして俺はすぐさま接近して、

石を思いっきり蜘蛛に向かって降り下ろした。









蜘蛛が消えた後、その場には幾つかのアイテムが落ちていた。


一つは皆さんお馴染みの魔石


2つ目は銀貨5枚。


やはりスライムよりも多い。


3つ目はとても美しい糸だった。


鑑定すると、



黒蜘蛛の天糸

黒蜘蛛の最高級の糸。

とても珍しく、それで作られた服は高い防御力を持ち、

なおかつ、魔力を流すことによって

敏捷がアップする。

とても美しい糸。



マジか。


俺って確か生産が得意な筈だよな。


これで服を作ったらめっちゃいいよな。





よし乱獲しよう 

スライムと同じように。


そして後一つ。


スキルカード糸操作Lv1




糸操作

体から糸を出して自由に操作できる。

属性を乗せることも可能。




こっこれはまさか!?


俺もスパ○ダー○ンになれるのか!?


よし早速やるぞ!


糸操作!


すると手から木に向かって糸が飛び出した。



うおおおおおおおそれっぽいそれっぽい!!


うし!!俺は今日からスパ○ダー○ンになるんだああああああああ!!!!


そして俺は糸を思いっきり引っ張った。









結果。


自分の体重のせいで腕が耐えきれず、手から血が出ました。


くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお


読んでいただき、本当にありがとうございます

ブクマと評価宜しくお願いします

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