プロローグ2
あんま更新は早くないですが、よろしくお願いします。
プロローグ1は修正するかもしれません。
と言っても本編には全く影響ないので無視していただいても構いません。
最後を少し修正いたしました。
「嘘っだろ?嘘と言ってくれ!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
終わった。俺の異世界チーレム生活が終わってしまった。
もう駄目だ。何でだよ。いっつもこういうガチャガチャとか
めっちゃ運がいいのに何でこんな・・・・
「あのー大丈夫ですか?そのーそろそろ次いっていいですか?」
「ふむ。お主大丈夫かの?」
何かロリババアが居たけど気にしない。俺は何にも見ちゃいない。
「さっ最高神様!?どっどうしてここに!?」
最高神とか聞こえたけど気にしない気にしない。
「ふむ。暇じゃったからきてみたのじゃ。
どうやら今回異世界に行く者が決まったようじゃからな。
して、どうしてこやつはこんなにも落ち込んでいるのじゃ?」
「それがぁ・・・どうやら彼異世界行って魔法やら剣とかで無双して
ハーレムを築きたかったようなのですが、出たスキルがどれも戦闘系スキルじゃなくて。」
「そおだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
何でだよ!!俺は今までこういうの憧れてきたのに!!
なのに何で・・・・・」
俺はその時最高神様の慈愛に溢れる微笑みが自分に向けられているのに気がつかなかった。
「それでぇ次に行きたい世界を選択して欲しいんですけど。」
そう言って俺の前にタブレットらしきものを出してきた。
はぁ、いつまでもくよくよしてたらいかんな。
とりあえず切り替えだ!切り替え。
なるほどここから選べばいいのね。
・異世界ウォーグランデ:争いの絶えない世界。あちこちで戦争がおき、強力な魔獣が闊歩している。
危険度lv5 スキル無し レベル無し
うおい!!何かいきなりヤバいやつが来たんだが!!
lv5って絶対MAXだろ!しかもあちこちで戦争!
そしてスキル無し レベル無しってチートある意味ないやん!!
絶対行かんからな!絶対!
しっかしスクロールを下にやってもなかなかいいのがないなぁ。
うーむ。
「あのーお困りでしたら検索モードをお使いください。」
いやそういうの早く言えよ。
おーあったあった。どんな感じで検索しようかな?
よし決めた。
«検索» 危険度lv3 スキルあり レベルあり 魔物を倒すとアイテムがドロップ
こんなかんじでいいだろ。
せっかくドロップチートがあるんだしね。
«検索結果»
モンスター・ハンティング・オンライン 通称MHO
ゲームのような世界。ただし現実に近づけすぎたせいで所々おかしい。
危険度lv3 スキルあり レベルあり アイテムドロップ方式
「ちょっと待てやああああああああああああああああああああああああああああ
何だよモンスターハンティングオンラインって!!!
ゲームかよおい!これ異世界じゃなくてゲームだろ!
意味不明だし!まともな世界は無いのかよ!?」
絶対おかしいよね?説明欄に所々おかしいって書いてあるけど、
全部の間違いだよね?
「あーそれはですね。
実は
「それはゲーム好きの頭おかしい神が作った世界じゃよ。
確かラノベじゃったか?
それも混ぜて、さらに現実に近づけようとしたからおかしくなったそうなんじゃよ。
たく・・・何をやっておるんだか・・・」
「うう~~最高神様!私の出番取らないでくださいよーー!」
へーなかなか面白そうな世界だな。
・・・つーか選択肢がこれしかないんだよな。
というか
「最高神様初めましてっす。」
「やっとかい・・・
うむ改めて自己紹介をするかの。
妾は最高神キリエじゃ。
親しみをもってキリエっと呼んでくれ。」
「俺の名前は隆ニだ。
キリエすまんな。ちょっと現実逃避していて挨拶が遅れた。」
「構わんよ。ところでお主はそこにするのか?」
「ああ。名前とか説明とか色々ヤバそうだが、面白そうだしな。」
「そうか。気を付けるんじゃぞ。
何せ妾達皆がお前のこれからを楽しみにしておるんじゃからな。」
「おう!俺は第二の人生後悔のないように精一杯生きてやるぜ!
そしてハーレム王に俺はなる!!!」
「ふふふ。そうか。応援しておるからな。」
「ありがとな!よっしゃーやってやるでー!
おい早く送ってくれ!」
「はっはい!分かりました!(何か私の扱い雑ーー><。。)」
「ふははははは。俺の冒険が始まるぜ!」
「ではよい旅を」
次の瞬間俺は強い光に包まれた。
「あのーところで大丈夫何ですか?」
「ん?なにがじゃ?」
「確かあそこって途中で飽きたとか言って放置された世界でしたよね。」
「・・・・・・・・あっ・・・・・・・・」
「・・・・・・・・えっ?」
「・・・・・・・・忘れておった・・・・」
「ええええええええええええだだだ大丈夫何ですかあ!?」
「いっいやっ大丈夫だと思うぞ??
確か権限は全てAIというものを作ってそれに委譲したはずじゃ。」
「そうなんですか・・・
それでも困りましたね。
あそこは放任された世界。
一度捨てられた世界には神々が直接関わることは出来ないはずです。
見る分には構いませんがもし彼になにかあったとしても
手助けが出来ません。」
「うっうむ。まーそのなんだ。もともとあやつの人生じゃ。
妾達が関与するものではないだろう。
それに万が一なんて事態も起こらんじゃろうし。」
「それもそうですね。」
この時隆ニがいたらおもいっきり止めていただろう。
それは俗にいうフラグというものなのだから。
「あのー所で何で隆二さんに加護をあげたんですか?」
「ふむ。何故かか・・・
それはな・・・」
「ごくっ」
「だって可愛かったんじゃもん!!!」
「・・・・は?」
「あやつが落ち込んだ時の顔見たか!!
あまりにも可愛かったのでつい慈愛あふれる笑みと一緒に加護をあげたのじゃ!!」
「うわーそんなことで最高神の加護を・・・」
「ん?なんか言ったか?」
「いっいえ!何も言っておりません!!」
どうやらぼそっと呟いたのが聞こえたらしかった。
「ふわああああ。妾は眠いのじゃ。
早く帰って寝る。」
「分かりました(はぁ・・・)
こうして隆ニの異世界ハーレム生活が始まるのだった。
だが彼らは知らない。
隆二があの世界に行ったことによって運命の歯車が動きだした事を。
彼らは知らない。
これから彼に起こる数々の災難を。
彼らは知らない。
彼の能力は超絶チートだったということを・・・
やっと始まった異世界生活。
次回ドロップチートの真価が発揮される!!
まー皆さんは分かっていると思いますが。