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明日の事について

実はある程度大まかなビックイベントは決めているのですが、

そこまで行くのにどうするかあまり考えてなかったので

色々と考えていて更新遅れました。

申し訳ないですm(__)m

一応流れはさくさくと進みながら時にほのぼの、

時に伏線をばらまいたりする予定です。

第一章のクライマックスは個人的にかなり面白くなる

と思うのでよろしくおねがいします。

いやーしかし1日でEランクに上がるとは・・・


このことをミアちゃん達に報告したら、どんな反応するんだろ。


仰天するだろうな。


そんな事を考えていると、買い物をしているミアちゃんとリーファちゃん

を見つけた。


「おーいミアちゃーん。リーファちゃーん。」


すると気づいたようで


「あっリュージさん。

 依頼終わったんですか?お連れ様です。」


「んリュージお帰り」


と返事をしてこっちに来た。


「いやー疲れたよ。

 二人は買い物してたの?」


「はいそうです。

 でももう買い物終わりました。」


「私達はこれから宿に戻るんですけど、

 リュージさんはどうするんですか?」


「あー俺も丁度宿に戻ろっかなと思ってたんだ。」


「そうなのですか。

 それでは一緒に帰りましょう。」







宿に帰る途中俺は彼女達に話すことにした。


「ねぇもうEランクに上がったから明日からは

 一緒にパーティー組まない?」


「・・・はっ?あのー今なんと・・・」


「いやだからEランクに上がったから

 明日からパーティー組もうって言ったんだけど。」


「嘘ですよね?」


「いやほんまですよ」


「んリュージなら出来て当然」


「いや何処からそんな自信が出てくるのリーファちゃん!?」


「あっこれ証拠ね。ほら」


「・・・ほんとなんですね

 あースミマセン。ちょっと頭が痛くなってきました。」


「んリュージは嘘つかない

 リュージなら何でも出来る」


「ありがとねーリーファちゃん。

 ・・・でもその期待が重い」


「ちなみにどうやって1日で上がったんですか?」


「薬草120本納品」


「・・・」


「んリュージ凄い」


道中がやがや騒ぎながら歩いていたら、

いつの間にか宿に着いていた。


中に入ると奥から女の人が出てきた。


「おっリュージ達お帰り。

 食事の時間はまだだから部屋で待っていておくれ。」


「はい大将」


「大将じゃない!女将だお・か・み!

 全く何回言っても変えないんだねぇ・・・」


「いやだってどちらかと言うと女将より大将の

 ほうが似合ってるんだもん。」


そうこの宿の女将は何故かムキムキで

冒険者ギルドにいても違和感がない、

いや冒険者の中でも歴戦の戦士みたいな雰囲気なのだ。


ちなみにこの宿は女性からとても人気なのだ。


何故かというとここの宿のセキュリティがかなり高いのだ。


あの女将のおかげでこの宿を狙う輩がいないらしい。


それと後で知ったことだが、この女将

スタートの守護神と呼ばれているらしい。


レイヤさんといい女将さんといい、

一体何者何だろう。


女将さんから食事の時間を聞いて

部屋に戻ってベットに飛び込んだ。


はぁ今日は疲れたな。


薬草採取するたんびにいちいち腰を曲げて

薬草を取ってたんだからな。


暫く休息を取っていると女将さんに

呼ばれたので下に降りた。




今日の晩御飯はパンと肉がゴロゴロと入ったシチューだった。


パンは硬いのでシチューに浸して食べるととても美味しい。


「それで明日はどうするの?」


「もぐもぐ。なんれふか?」


「ちゃんと飲み込んでから喋りなさい。」


「もぐもぐごくっん。

 うーん明日はリドル鉱山に行かない?」


「んそれがいいと思う」


「そのリドル鉱山とは?」


「今はもう鉱物がないと言われている鉱山なんだけど、

 そこには魔物が住み着いちゃって、

 討伐依頼が出ているんです。」


「へぇ。でも危険じゃないのか?」


「んスライムよりは強いけどゴブリンが出る。

 けど多分私達なら大丈夫。

 しかもリュージがいるから絶対に大丈夫。」


前から思ってたんだけどリーファちゃんは俺のことを

過大評価し過ぎている気がする。


嬉しいんだけど、俺に依存し過ぎて

いざ俺がいない時に何も出来ないということが無いようにしないとな。


「そうか。なら明日はリドル鉱山に行こうか」


「はい!」


「ん」


ご飯を食べ終え俺は明日の事について考えていた。


俺のドロップチートははっきり言って異常だ。


もしこの能力がばれたら大変なことになる。


例えばこの能力を使って自分の力を増やそうと

考える輩や、それを商売の道具にしたりとか、

はたまた戦争にこの力を使おうとする奴がいるかもしれない。


それによって俺や俺の大切な人が危険な目に遭うかもしれない。


それと悪いが俺は完全にあの二人の事を信用している訳ではない。


どんな善良な人も周りの環境によって極悪人となる人もいる。


地球では正義感のとても強い警察官が

悪に染まっていって最後は犯罪者となってしまった例もある。


勿論この事は俺にも言えることである。


予想以上いやとてつもなく強力な俺の力。


俺がこの力に溺れてしまったらどうなるか。


考えただけでも恐ろしい。


だから俺はこの能力を本当に信用出来る人のみに話す。


俺は臆病なのかもしれない。


俺は無双ハーレムしたいと言っておきながら、

力に溺れてしまうことをとても恐れている。


だがきっとあの二人はこの秘密を話す事になるだろう。


何となく俺の直感だが彼女達には話しても良いと

言っている。


だが今は様子見だ。


しかし明日はどうしようか。


俺が魔物を倒したら大量のドロップアイテムが出てしまう。


そうなると俺の能力が露見してしまう可能性がある。


悩みながらアイテムボックスを弄っているとあることに気づいた。


それはアイテムの自動回収だ。


どうやら俺のアイテムボックスは設定によって

倒して出たアイテムも回収するか否か出来るらしい。


さらに設定が可能だったので俺はレアドロップは

全て自動回収にしておいた。


よしこれで明日大丈夫だな。


そう安心して俺は眠りについた。

次回発パーティー

次話は少し長くなると思います。

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