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2度目の決意

最近、この作品を見てくれる方が増えて、とても嬉しく思います。

このまま増えれば良いのですが、きっとそうもいきませんね笑

注意

・誤字があるかも

その日の夜。俺は考え込んでいた。

レイストさんの言う通り、俺にしか頼めなかったのかもしれない。だけど足を引っ張ることになるかも。

そんな考えが頭をよぎる。どうしたらいいかわからず、不安しかないまま俺はもう寝ることにした。



――――――――――

《ねぇ、優斗、、諦めるの?》

《またそうやって言って!なんでそんなにネガティブな考えになるのよ!》

《自分にはできないって、、やってもないのにどうしてわかるの?やらなくてもわかるなんて嘘よ、ただの人間にそんな力はないの!》

―――――――――――

はっと夢から覚める。


少し懐かしい夢をみた。

中学3年の、志望校の話だったか。

確か、俺が第一志望に受かる自信がなくて諦めた時に、あずな(隣の席の子)がとても怒っていたな。

どうやら、あずなは俺と同じ高校に行きたかったらしい。でも、俺の第一志望は偏差値70の高校。親に無理やり決めさせられたのだ。

頭のいいあずなはきっと受かるだろうが、頭の悪い俺が受かるとは思えなかった。

俺は親に呆れられたが、第一志望を変えた。

結局俺とあずなは別々の高校に行って、今は何をしているのかわからない。


夢で聞いた、あずなの言葉。その時はふーん、と興味なさげに聞いていたが、今となっては刺さってくる。アイク様を守れないと、勝手に決めつけて、断って。執事失格だろう。

でも、今からでもきっと間に合う。待ってると言ってくれた。

一度守ると決めたのだ。

主人を守り、充実した日常を過ごしてもらうのが執事の役目。守れないだなんて言っていたら、執事になると言った意味がないよな。

そう決意すると、なんだか心が晴れたような気がした。



昼過ぎ。頼まれた仕事を素早く、全て終わらせ、

アイク様の部屋へと急ぐ。

部屋に着き、ノックをすると、すぐに「どーぞ」と返事が返ってきた。俺は扉を開け、アイク様の元へいく。

「どうしたの?急いできたみたいだけど、、」

息切れをしている俺を心配してくれるアイク様は優しい方だ。

「あの、この前のこと、、」

いざ言おうとすると、緊張して上手く話せない。

すると、すぐにわかったらしく

「あぁ、、無理にとは言わないよ。執事をしてくれとお願いした時、すぐに引き受けてくれた君に甘えてただけなんだ。でも、、、」と言った。

でも。その言葉の続きが気になった。なにか、他に理由があったのか。それとも俺にまたお願いしようとしているのか。それなら好都合だな。

「あの!違うんです!その、、俺、あの後考えなおして、それで、、、やろうって決めたんです」

途切れ途切れだったが、伝えたいことは伝わったと思う。

「、、!僕と一緒に叶えてくれるのか?!」

驚いたように聞く。

「はい!」

正直まだ不安はある。叶えられない、守れない可能性はある。だけど、そんな俺を信じてくれると言うのなら、俺はこの人のために動きたい。

俺に、こんなにも優しくしてくれて、期待してくれる人は、あずさしかいなかったから、とても嬉しくなった。

会ってまだ少ししかたっていないけど、それでもこの人といたいのは、この人の守りたいと思うのは、きっと、信じてくれたから恩を返したいのだろう。本当の気持ちはわからないけど、何かきっと理由はあるから。



アイク様が、理想の国を作るまで。いや作ったあとも。守り続ける。絶対に。

少し短くなってしまいました。

言葉が苦手で、毎回意味を調べて書いています。笑

ちなみに、作中で優斗は自分を頭が悪いと言っていましたが、優斗が入った高校、実は偏差値60で高いです。

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