悪役妹モノについて考察してみた
最近ちらほら投稿されてきている悪役妹を題材にした作品だがこれについて今回は考察していく。
とは言ってもこれについてご存じない方もいらっしゃるだろうから、まず悪役妹モノについての基本的な流れから説明する。
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『姉』が何かにハマる(スポーツや楽器など)
『妹』が道具や教材などを奪い『姉』がハマったことに打ち込めない
不屈の闘志で『妹』の目を盗み上達した『姉』が有名になり家を出て行く
残された『妹』が「『姉』の妹だよね一緒に〇〇やろう」と強引に誘われる
仲間と絆を深めて行く過程で過去を悔いるようになる『妹』
『妹』と仲間たちの前に『姉』が立ち塞がる
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大体こんな感じで進むだろうか。 どうも悪役妹というよりは毒妹モノと言った方がいい気もするが妹が主人公サイドに立つ為に主人公に付けられていても違和感のない『悪役』が用いられているのだと思う。
そう考えるとやはり悪役令嬢の系譜であると言えるのではないだろうか。
要するに本来悪役とは話の主と対立する役であり読者の論理感と反した存在だったが悪役令嬢の興盛により一見悪役に見えるが中身は読者の感覚に近いか読者が理想とする姿を体現するというキャラクターの視点からの話が多くなりそこから悪役妹が派生したと考えると『毒妹』ではない理由がわかるような気がする。
しかし一方で明らかに悪役妹はgicだ。 妹が姉の物を奪おうとしてそれが成功しているのだから親は妹よりの立場にいることはまず間違い無い。 どう考えても悪役妹では姉妹間に格差が存在する。
以前までなら姉妹でgicといえばまず間違いなく虐げられている方ー妹であることもあったーがたまたま会った御曹司に溺愛されるという物だったがこれを反転させてみようと誰かが思ったのではないかという予想も立てられる。
さて、若干中途半端な気がするがそろそろ眠いのでここで終わりにすることにする。
※この作品はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。
という事で何を思ったか架空の流行を考察するという謎エッセイを書いてしまいました。
ここまで読んで下さいましてありがとうございました。