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STAGE1-2話し合いはsuddenly

プロローグが終わった後の続きです。

(プロローグって何だろう......

セルフ走馬灯と状況整理をしてみてある程度

心は落ち着いた。


未だ完璧に理解が追いついたわけではないが自分は死んだ。

確かに死んだ。目覚めた場所が病院ではなく教会である時点でそこは理解した。

目頭を押さえ、深呼吸をする。気持ちを落ち着かせる。そして

コタツに入ったまま真剣な眼差しでこちらを見ている神様

──エリアに声をかける。


なんでコタツに入ってるんだ???


「えと、すいません。落ち着きました。

もう大丈夫です。...いや大丈夫ではないんだけどとりあえずOKです。それで、ここは一体、天国ですか?」

我ながらテンプレ台詞だな、と思う。

「いえ、ここは天国と地獄を分ける場所。死者の行先を決める場所です。」

「あー...じゃあ貴方は閻魔大王的な人って感じでOKですか?」

「その認識はあまり認めたく無いですが役割的には間違いではありませんね。」


あ、すいません。そりゃ嫌ですよね


「取り敢えず、今貴方が、天弥さんが置かれている状況についてご説明しますね。」

そう言うと彼女は少しの間沈黙した後説明を始めた。


なんで沈黙したんだ??


「...貴方は飲酒運転をしている運転手から

女の子を救いました。そこまでは理解していると思います。」

やっぱり飲酒運転だったのかあれ。

「本来ならあの事故で女の子は命を落とす筈でした。...ですが貴方はその運命をねじ曲げて女の子を救いました。

そして......。」

「?......そして?な、何ですか?」

「そして.........はぁー...。やっぱり嘘は付けないね。この喋り方もまどろっこしいし。」

「!?」

「すまない、青年。正直に話そう。全て嘘だ。」


......は?



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