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少し長めのプロローグ・セルフ走馬灯
初めて書きます。のんびり気ままに描きたいものを書いていこうと思います。ドラ〇もんの様に優しい目で見てくださるとありがたいです。
俺は死んだらしい。意味がわからん、全くもって。
でも、こうして考えることも困惑することも出来る。
だから状況整理をしようと思う
そしてもし本当に死んだならせっかくだからセルフ走馬灯でも見てみようと思う。
俺は高峰天弥。天然ボケな両親から産まれ上に兄を、下に妹を持つ三兄妹の次男坊だ。親が穏やかなせいか今まで大きな喧嘩をすることも無く仲も良く、高校まで一緒、進学希望先も兄貴と同じ所へ行こうと思っていた平和ボケ三兄妹だ。
自分の紹介を詳しくすると、小さい頃から好奇心旺盛で多趣味で中学の頃にサッカー部に入り
高校では機械いじりがしたくて工学系の学校に進学した。部活は新しいことを始めようと漫研に入った。家に帰れば友人と草サッカーをしたり大好きなゲームをしたりと、彼女はいなかったがそれなりに充実していたと思う。
もしそれらが全て必然で自分が死んだことに繋がるなら、
あの出来事もきっと偶然なんかじゃなかったと今になって思う。