ペットショップ モモ
ジャンヌ『涼さん 最近のペットショップが近所に出来たらしいですよ』
ジャンヌが急に目の前に現れる
涼『うぉ、心臓に悪いわ んで、ペットショップに行くからついて来いと』
ジャンヌが満点の笑みで
ジャンヌ『イェス』
と答える
涼の足元にはウリさんがグルグルと回っている
涼『・・・ウリ坊 足元でそう走り回るなよ』
ウリさん『フガ』(一時停止)
ジャンヌと涼は噂のペットショップに来た
涼『ペットショップ モモ? やけに可愛らしい名前だな』
???『いらっしゃい〜』
店主か店員と思わしき 声の方を向くと
巨大な毛玉がモゾモゾとこちらに向かってくる
2人と一匹『ギェェーー』
???『そんな声を出さないでくださいよ 動物達が驚きますよ』
涼『こっちが驚くわ て、誰だあんた』
???『あ、この店の店主桃太郎です。』
涼『桃太郎って あの鬼を、倒した』
桃太郎?『その後桃太郎です』
桃太郎と名乗る毛玉が頷く
ジャンヌ『えーと、その桃太郎さんがなんで 毛玉に?』
桃太郎?『いやー、動物達と戯れてたら こんな感じに』
桃太郎が毛を落とす。
すると、中からピンクのエプロンをした いかにも桃太郎な人物が出て来た
桃太郎『ささ、中へ』
3人は言われるがままに店内へ入る
店内はペット用品が沢山あった
『いらっしゃいませー』
声の主は エプロンに金と書かれた 商品を運んでる いかにも金太郎な男とと 魚に餌を与えてる いかにも浦島太郎な人物が居た
涼『わ、三太郎だ』
ジャンヌ『鬼ちゃん 居ないのかしら?』
涼『流石に鬼ちゃんは居ないだろ』
桃太郎『あー、鬼さんなら 今日は休みです』
涼『居るんだ・・・ 鬼ちゃん』
ジャンヌが何かを思い出した
ジャンヌ『あ、ウリ坊のペット用品ってありますか?』
桃太郎『え、ウリ坊のですか? ・・・うーん』
涼『そう無いだろ ウリ坊のペット用品なんて』
桃太郎『あ、ありますよ』
涼『あるんだ・・・』
桃太郎『カオとかも増えてますから うちもより多い取り扱わないといけないんです』
桃太郎がウリ坊のエサを運びながら言う
涼『大変だな』
桃太郎『けど、そのおかげで 本来なら会わないような人たちと あ、噂をすれば』
ロットバルト『ネズミとひな鳥の冷凍肉あります?』
涼『ロットバルトって白鳥の湖に出てくる フクロウの悪魔じゃ』
桃太郎『他にも』
毒林檎の王妃『すいません、毒虫下さい』
ジャンヌ『毒林檎の王妃・・・ 絶対毒虫売ったら ダメな人だろ』
毒王妃『え、では、フグを・・・』
涼『いや、そうゆ問題じゃ』
白雪姫『義母さん タランチュラのゴハンあったよ』
毒王妃『あら、こんなに沢山コウロギ入ってて この安さ・・・ これ買おうかしら』
涼『毒性生物マニアかよ』
ジャンヌ『カエルの子はカエルって事ですかね』
桃太郎『あとは・・・』
赤ずきん『ドックフード下さい』
涼『今度は、赤ずきん・・・ なんで、ドックフードを?』
赤ずきん『ペットの狼さんのゴハン』
涼『・・・飼ってるんだ』
ジャンヌ『よくもまぁ、食べられませんよね 狼に』
赤ずきん『大丈夫 ちゃんとしつけたから』
ジャンヌ『・・・しつけたんだ』
桃太郎『とまぁ、ざっとこんな感じ・・・』
涼『異人やたら多いな 最初の方はもはや人間ですら無いけど』
桃太郎『まぁ、世の中いろんな人居ますから』
ジャンヌ『そう言う問題なの?』
桃太郎『あ、ウリ坊のゴハンありましたよ あと、シャンプー』
カウンターの上にウリ坊のカリカリとシャンプーが置かれる
ジャンヌ『あ、エサは嬉しいわ 栄養のバランスうまく取れそう』
ジャンヌはエサを購入した
桃太郎『ありがとうございました』
涼とジャンヌ、ウリさんは店を後にした
ロットバルト
出典 白鳥の湖
世界三大バレーの一つ 白鳥の湖の大ボス
白鳥の湖には複数のパターンが存在して
バレー団によって 物語が変わってくるので
色々見てみるのもまた面白いです。
ロットバルトさん
今後もちょこちょこ出るかも・・・