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異ジン マンション  作者: シルバー
3/31

元怪盗紳士

俺とジャンヌがマンションへと向かってる途中

空き地に妙な人集りが出来ていた 普段なら人っ子一人も居ないような寂しい場所

すこし、気になり様子を見に行くとに


ジャンヌ『うーん、この人集りなんでしょうか? 近未来ゲーム機が現れたとか?』


涼『お前、根っからのゲーマーだな』


おばさん『あら〜、涼くんに ジャンヌちゃんじゃない』


マンションの近くに住む おばさんだ

お喋りと料理が好きな人である。


涼『おばさん、どうしたのこの人集り』


おばさん『それがねぇ〜 ものすごいマジックだってさぁ〜』


ジャンヌ『マジック?・・・こんな空き地で?』


おばさん『なんかねぇ〜 ルパンさんが子供達のために マジックを披露するんだってさ〜』


ジャンヌ『ルパンって あの泥棒のルパン?』


???『泥棒とは心外な 怪盗と呼んでほしい ものだが まぁ、所詮は昔の話 君もそうであろう お嬢さん 』


人混みをかき分けるように 老紳士風の人物が現れた


ジャンヌ『? 私の事を知ってるのですか?』


???『もちろん 君の話はフランス中 いや、世界に広まってるからね・・・ 申し遅れた 私は 元、怪盗 アルセーヌ・ルパンだ』


涼『まじかよ・・・ ご本人かよ』


ジャンヌ『私も本人なんだけど』


ジャンヌが頬を膨らませ嫌味に言う


ルパン『おやおや、お嬢さん頬を膨らませて 怒るとは 君には笑顔がお似合いだよ それ』

そう言うとルパンは手を少し握りしめ 手を開く

すると、手のひらに一輪のバラが


ジャンヌ『え! 今のは一体?』


ジャンヌは驚きを隠せなかった 何も変哲も無い空間から突如としてバラが現れたのだから


ルパン『ハハハ、この程度で驚いてもらったら困るよ』


ルパンの袖口からハトが二匹現れ 天高く舞い始めた途端 ハトは突如として紙吹雪となった

人々から驚きの声と拍手が送られる


ルパン『ふむ、昔に比べたら 少し鈍ってしまったな・・・』

ルパンが少し残念そうに呟く そんな、ルパンを裏腹に


涼『わぁー、ハトが紙に? 何がどうなってるんだ とりあえず、紙切れ集めんと』


ジャンヌ『あのハトなんだったのかしら とりあえず、食えそうになかったわね』


騒ぐアホ2人

そんな2人を見て


ルパン『・・・フフ、楽しんで貰えたようで何より 私はそろそろ 帰らなくては では、民衆の皆様 また、会いましょう さらば‼︎』


そう言うと ルパンは煙幕を張った

その煙が消えてる頃には ルパンの姿はなかった


涼『さすがは、大怪盗・・・ スゲ ホゲホ』(煙幕吸った)


ジャンヌ『まるで、魔法だ・・・・は、は、ハブッグシュン』(煙幕吸って くしゃみが出た ついでに鼻水も)


涼『・・・テッシュいるか?』


ジャンヌ『バァイ、グダジャイ』

(訳 はい、下さい)


元怪盗 アルセーヌ・ルパン 彼の煙幕の成分は どうやらジャンヌに花粉症の様な 症状を出す様だ

怪盗 アルセーヌ・ルパン

数々のお宝を盗み出した 伝説的怪盗

困った人や貧困層に宝を配ったり

法で裁けぬ 悪人を懲らしめたり

正義の悪人である


現在はカフェの経営をしてるらしいく

そこそこ、人気なんだとか

また、元怪盗の経歴からマジシャン、メイクアーティスト、俳優なども やってるらしい

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