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異ジン マンション  作者: シルバー
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153号室のゲーマー聖女

俺の名は 吉坂 涼

とあるマンションの管理人だ


一見普通のマンションだが どう言う訳か

異人の住居人が異様に多いのだ

そして、今日も1日が始まる

異人達に振り回される そんな1日が・・・


涼『ふぁー、よう寝たわ』


涼はそう言いながら頭をかいた

そして、朝食をとり 身だしなみを整え 朝の散歩に向かった

管理人室の扉を開き横を見ると

金髪の外国人風の少女と目が合った


???『おはようございます。 管理人さん』


涼『おはよう、ジャンヌ』


彼女は 153号室の住民 ジャンヌ・ダルク

大昔のフランスの百年戦争の英雄で聖女と謳われていたが 魔女とされ 業火に焼かれる最期を迎えた人物である。

ゲーム好きなら名ぐらいは知ってるだろう


ジャンヌ 『お散歩ですか?』


涼『おう、毎日の日課なんだ・・・ ジャンヌは何処へ?』


俺の問いに ジャンヌは笑顔で


ジャンヌ『私は これから電気屋に行って 新作のゲームを買うのに列に並ぶんです』


ジャンヌは皆のイメージは聖なる少女と、思うだろうが ゲーマーである。 しかも、相当名の知れた


涼『・・・お前のゲーマー魂は凄いな まだ、日も登ってないのに』


ジャンヌ『ゲームの為ならこの程度 あ、時間が・・・ 失礼します』

少女は一礼をして 目にも留まらぬ速さで去ってった


涼『・・・流石は百年戦争の英雄で旗を掲げてた人 鍛え方が違うなぁ さて、俺もそろそろ散歩に行くか』


マンションを出て

公園、商店街、大川付近と周り

マンションへと帰っていた途中


ジャンヌ『あ、管理人さんだ』


少女が呼びかけてきた


涼『お、ジャンヌ 例のモンは買えたか?』


そう聞くとジャンヌは蔓延の笑みで


ジャンヌ『えぇ、一番乗りでした!』

そりゃ、朝イチから行けば 一番乗りだわと思いつつ

涼『それは、良かったな』

などと話しながら マンションへと向かう

153号室 ジャンヌ・ダルク

いろんなゲームだと 真面目なキャラなんで

それをぶち壊させてもらい

ゲーマーにしました

ちなみ、ゲーム実況で生計を立てており

ゲームのイベントではゲストとして呼ばれる事も多いらしい

見た目こそは 少女だが 実質数百歳である

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