帰宅
「お帰りテオどこ行ってたの~♪」
「そこらへんを散歩してたよ」
そう言って俺はごまかした。
「ふーん偉かったわね♪1人でも大丈夫そうね・・・」
母様は悲しげな表情でそう言った
「ううんなんでもないのよさ、もう少しでご飯だから手を洗っておいで♪」
「わかったじゃ手を洗ってくるよ」
『どうやらバレなかったようだね、メロアそのなかは大丈夫?』
『大丈夫だよこのお屋敷って大きいのね』
『あぁ結構階級が高いらしいからな』
話してるうちに手を洗い終わった
『それじゃまた』
『わかったわ』
そうして俺は夕御飯を食べに行った。
「テオ今日は1人で外に行ったんだってな、ちゃんと母様との約束守れたのか?」
「うん、危ないとこにはいかなかったよ?」
「そうかならいいんだ・・・」
「それじゃあ食べようか。いただきます」
「「いただきます」」
夕ご飯を食べ終わると
「リクラ大事な話があるからあとで私の部屋に来てくれ」
「わかったわ」
何の話だろう、気になるがまぁ俺には関係ないだろうさっさと部屋に戻って寝よう。
――――数分後
「テオは明らかに異常だと思う、今日あいつがどこに行ったか知ってるか?眠りの森に行ったんだぞ「えっ」だが普通に帰ってきたし、なにも異常はなかったあの森はどんなハンターでも入口で眠らされてしまって森に入ることさえできないはずだぞ、どう考えてもおかしい」
「・・・本当なの?確かに小さい頃から歴史書を読んでくれなどおかしいことは多かったけれど眠りの森に行って眠らされずに帰って来れるはずはないでしょう」
「これは事実だ雇った凄腕の傭兵に尾行させたからな、だがかなりギリギリだったらしい」
「ギリギリって・・・それなら異常すぎるわね」
「テオをこれからどう育てる?」
「当然今までどおり育てるわよ、そしてやりたいことをやらせてあげたい」
「あぁもちろんさ、それにはテオとも話さないといけないな」
「2人でいやテオと私とあなたの3人で頑張りましょう」
「んっ」
そう言って2人はキスをした。
さてさて、テオ君の異常さが気づかれてしまいましたね
これからどうなるんでしょうね
ちなみにテオ君の魔力を2人が怪しまないのはテオ君が偽造魔法具を使っているからです赤ん坊の頃は常時魔法を使って隠してたようです・・・恐ろしい子