眠りの森に眠る聖剣
――――――――3年の月日が流れた
「母さん外に行ってきていい?」
「え?今お手伝いの人全員出払ってるから今日はダメだよ~」
「もう5歳だから大丈夫だよ!」
「んーどうしよっかなお母さんにチューしてくれたらいいよ♪」
「・・・母さん」
「はいはいわかったわよ行っていいわよ~だけど危ないところに行っちゃうのはダメだからね♪」
ようやく1人で外に出れるようになった長かった・・・本当に長かったこの日が来るのをまだかまだかと待ちわびていた。これでようやく友達作るきっかけができそうな気がする・・・いやだってお屋敷でずっとお手伝いの人と親の2人しか話したことないんだよ?流石に元ニートだからって寂しくないわけじゃないよ?というわけで俺は出かけた
「よっしゃあああああああ自由だあああああああ」
まずはどこに行こう森で魔法使いまくるのもありだなぁ、でも町にも言ってみたいしなぁどうしようかなぁ、よし、今日のところは森に行ってみようなんて森だっけ?眠りの森だったっけな・・・うろ覚えだが多分そうだろう、この森は伝説があった気がする確か7聖剣の1つ第5聖剣メロアディーテが眠っていると言われている。メロアディーテの能力は忘れてしまった自分が作ったのにな・・・歴史書にも書いてなかったのであるのなら見つけてみたいと思うまぁ、森がいくら危険といっても俺はこの世界じゃ最強すぎるからな問題ないだろうしかしなんで眠りの森と呼ばれてるんだろう?
「ふぅここが森の入口か・・・っ」
歌声が聞こえてくる。このメロディーは確か聞いたことがある、その場所まで進んでみよう。
「明るく暗く悲しい森でただ1人歌い続ける主が見つかるその日まで歌い続ける眠りの歌世界がたとえ終
わろうとも歌い続ける主が来るまで・・・」
これはメロアディーテそうか思いだした俺はメロアディーテを作りそのままメロアディーテの効果催眠魔法により眠らされ続け、この聖剣の守護者となりしものに俺の記憶をいじられ記憶を消す特殊な魔法によりこの聖剣のことが思い出せなかったんだ・・・まぁ聖剣を見れば誰でも渡したくないよなそいつには資格があったから問題なかったが。
この場所であいつは死んだのかそしてここが眠りの森と呼ばれる理由は、メロアディーテの魔法のせいだろう。
「ご主人様・・・?」
「そうだよ久しぶりだなメロア」
そう言って近づいていくとメロアは聖剣の形態の腕輪の姿から精霊の姿に姿を変え近づいてきた
「本当にご主人様なの?やっと来てくれたの?でも、見た目が違う気がするの」
そう言ってメロアは近づいてきた、嬉しいと言うより困惑してるみたいだ。
なんたって俺の姿は俗に言う男の娘みたいな姿だからな、いや実際女にしか見えないのだが・・・
「あぁそうだよこんな姿になっちまったがな・・・」
「よかったずっと待ってた守護者かご主人様が来てくれるのを・・・」
「ごめんな待たせちまって俺と一緒に来ないか?」
「行くに決まってるよ?」
メロアは当然といった感じで答えてきた
「だがその姿はまずいなちょっと待ってろ」
そう言って俺はアイテムボックス内の素材を取り出しレジェンドスミスのスキル《レジェンドメイク:ソウルガーデン》を使い7つの宝石がついた腕輪を作った
「よし、この中に入ってくれこの中で喋ればそのまま俺に通じるから」
「うんわかったたまーに出してね?」
そう言ってメロアは黄緑色の宝石の中に入った
『聞こえる?』
『あぁ聞こえるよ大丈夫みたいだな』
今日のところはこれで帰ろう魔法が使えなかったのは残念だがメロアが見つかったのでよしとしよう
いきなり聖剣発見!?
メロアかわええ・・・
色々無茶苦茶になってきますた