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喚ばれた意味



「それでは、お互い配置についたので…ドールデビュタント開幕」



進行役らしき女性の良く通った一声で令嬢らしき二人が向かい合わせで距離を離し立つ。

この建物の構造は闘技場(コロセウム)しかもデビュタント専門のだ。

形は縦長でどことなくバスケットボールのコートを彷彿されるが、壁や屋根もしっかりしていて天井は一面綺麗で大きな一枚板ガラスが特に目を引く。

自分含め観客は貴族や平民もいるようで、このイベント?の人気がわかる。



「では! 攻撃なさい!」



「盾で防いで!」



令嬢二人が手に持っていた人形を床に置くと、

双方に青白い魔法陣が現れ、クマのぬいぐるみ、全身鎧の騎士人形、

それぞれの人形が[約2メールくらいに巨大化し]令嬢らの命令通りに動いているのだ。



開いた口が塞がらない……リアルロボバトルかよ



「ヒスイお嬢様は本当のデビュタントを観るのは初めてでしたね、これはまだ低クラスなのです」 



「もっと凄いデビュタントもあるのね、でもなぜ女の子が戦う必要があるの? 」



侍女フィーいわく、この世界では女性の社会的地位は高くそれは男性より豊富な魔力にある。また、階級の高い女性同士がお互いの利権等で争いが生まれることは必然的で[拳と拳で戦うなど女性にはナンセンス]

そこで乙女たちの中ではポピュラーな人形遊びを魔力を使うことで発展させ、大々的に披露するまでになったのが【ドールデビュタント】である。

まだまだ試行錯誤なので、良かったらコメント等

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